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パスタの聖書

パスタのレシピ、文化を公開。家庭料理で唯一プロの味を超えられるのがパスタ。

ショートパスタ

カッチャトーラ〜猟師風パスタのファイナルファンタジー

「狩人」という言葉を初めて知ったのはスーパーファミコンの『ファイナルファンタジーⅤ』だった。30代、40代、50代の人は夢中になったはず。 「かりうど」という勇ましい響きがカッコよく「吟遊詩人」と並んで憧れのジョブ。ファイファン(関西では「エフエ…

プッタネスカ〜娼婦に捧ぐ愛のパスタ

好きなパスタを訊かれたら『プッタネスカ』を5本の指から外さない。日本人には馴染みがないので、この機会にぜひ作ってほしい。『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するらしいが、週刊少年ジャンプで唯一読んでなかった漫画がジョジョである。だから初めて知った…

ビフォア・サンライズの赤ワインパスタ〜夜明け前のスパゲティ

1995年公開の映画『ビフォア・サンライズ』。リチャード・リンクレイター監督、イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー主演。未見であれば今すぐブログを閉じて、動画配信で観てほしい。お金のないジェシーがウィーンのBARで赤ワインを譲ってほしいと頼む。 …

マッケンチーズ〜ホーム・アローンに捧ぐパスタ

アメフトのSuper Bowlを観戦したら無性にジャンクなアメリカン・フードが食べたくなった。そこで作ったのが「マッケンチーズ(Mac'n Cheese)」。アメリカやイギリスの家庭でよく作られ、冷凍食品や電子レンジで温めるだけのものもある。 映画『ホーム・アロ…

トラパネーゼ〜ブジアーテの唄

ジェノベーゼは日本で市民権を得ているが、トラパネーゼを飲食店で見ることはない。レトルト食品を見かけることも人生で一度もない。どちらも具材をミキサーにかけるだけ。北のジェノベーゼ、南のトラパネーゼ。北斗神拳vs.南斗聖拳。リコピン大魔王としてト…

サルサ・ヴェルデ〜 GReeeeNのキセキな愛唄

爽やかな緑のパスタにサルサ・ヴェルデがある。いつもはパスタの上にちょこんと座るイタリアンパセリが主役。カレーでいえば福神漬けがメイン食材になるようなもの。パスタの懐は深い。イタリアの包容力に溢れたパスタである。 サルサ・ヴェルデの意味と文化…

カルボナーラ〜炭火職人のスパゲティ

">カルボナーラはパスタ界のアイドルにして、最も作り方の論争を呼ぶ風雲児。漫画『美味しんぼ』第25巻の「対決!!スパゲッティ」では海原雄山と山岡士郎が全卵を使ったカルボナーラを全否定し「食べるまでもない」と斬り捨てた。果たしてカルボナーラはそん…

アラビアータ:怒りん坊のパスタ

子どもの頃に食べらなかったパスタが美味しいと思えるようになる。その代表格がアラビアータではないだろうか。成長を感じるパスタ。人生のようなパスタ。それがアラビアータ。唐辛子の辛味にトマトソースの酸味。そのふたつが何とも言えない滋味になる。喜…

ツナ缶パスタ〜マグロとカツオの海岸物語

コンビニやミニスーパーの人気商品といえばツナ缶。仕事で疲れた日なんか料理するの面倒くせえ。けど、コンビニ飯じゃなくちょっと洒落たもん食いてえ。そんなワガママちょい悪オヤジの願いを叶えるのがツナ缶パスタ。 ツナ缶の種類(マグロとカツオ) ツナ…

タコのルチアーナ風パスタ〜ナポリの漁師メシ

なかなか日本の飲食店では食べられないパスタを紹介。その名もルチアーナ風パスタ。トマトを切ってタコを切って材料と煮込むだけの簡単パスタ。ぜひ食べてほしい。 ルチアーナ風パスタとは?発祥の場所 パスタはオレキエッテ タコのルチアーナ風パスタの材料…

牛飼い風パスタ〜カウボーイのアッラ・ブッテラ

野生的なパスタを紹介しよう。ほぼ日本の飲食店で見ることはない牛飼い風パスタ。またの名をカウボーイ風のパスタ。アッラ・ブッテラという。 牛飼い風パスタ(アッラ・ブッテラ)とは リガトーニ・アッラ・ブッテラ リガトーニ・アッラ・ブッテラの材料 リ…

ボスカイオーラ〜森の番人パスタ

日本が世界に発信する「〇〇風」といえば、ミラノ風ドリア。全然ミラノと関係ないが、愛嬌があってユニーク。けどパスタにおいては見過ごせないものがある。名前もレシピも文化も間違って伝えられている。それが天高くキノコ肥ゆる秋にピッタリな「ボスカイ…

菜の花のペペロンチーノ〜朧月夜のパスタ

数ある日本の歌の中で最も素晴らしい歌詞のひとつが『朧月夜』 菜の花畠に 入日薄れ見わたす山の端 霞ふかし春風そよふく 空を見れば夕月かかりて におい淡し 作詞は高野辰之。「兎追いし」の『故郷』の作詞家でもある。春の風物詩として鑑賞される菜の花。…

マッシュルームの炊き込みカルボナーラ

カルボナーラの具材ナンバーワン決定戦に新たな刺客が現れた。マッシュルーム。パスタで使われることは多いが、カルボナーラとの相性こそ最強ではないか。舞茸のようにクセが強すぎず、食感もちょうど良い。カルボナーラのファンはもちろん、カルボナーラが…

アスパラと生ハムのカルボナーラ〜旨味爆弾の芸術

いろんな食材とのコラボで魅せるペペロンチーノとは対照的に、意外と具材のバリエーションが少ないカルボナーラ。変幻自在のペペロンチーノ、頑固一徹のカルボナーラだが最強の相棒を見つけてしまった。 アスパラと生ハムのカルボナーラの材料 ペンネ:120g …

パスタの聖書の記事一覧

おかげ様でレパートリーが1,000を超えた『パスタの聖書』。はてなブログは記事検索ができないので、パスタ記事の一覧ページを作りました。本の目次のようなページです。固定記事にして日々更新していくので、「今日はパスタ作ってみようかな」と思ったとき覗…

ジャンクフードなパスタ〜パスタ・アッラ・ツォッツォーナ

ジャンクフードと言われて何を思い浮かべるだろうか?イタリア人と日本人の文化・感覚の違いを楽しめるパスタがある。「パスタ・アッラ・ツォッツォーナ」。日本語に意訳すると「ジャンクフードなパスタ」。その正体やいかに。 パスタ・アッラ・ツォッツォー…

ウインナーの地獄アラビアータ〜Hells Bellsのパスタ

パスタ業界で最も口達者な料理人は「LA BONNE TABLE(ラ・ボンヌ・ターブル)」の中村和成シェフ。クラシルで放つ名言の数々にはレシピ以上に舌を巻く。パスタの聖書がもっと読まれるようになれば、まずはランチから行ってみたい。アラビアータに丸ごとトマ…

ココナッツミルクのパスタ〜真夜中のカーボーイのマイアミ

『真夜中のカーボーイ』でダスティン・ホフマン演じるラッツォは不味そうなオートミールのようなものを作りながら言う。「人が生きていくのに必要ものが2つある。サンシャイン(陽光)とココナッツミルク」だと。 なんて粋。なんて愛おしい。だからラッツォ…

カレッティエラ〜ゴッドファーザー愛のパスタ

">カレッティエラはパスタ文化を語る上で絶対に欠かせない。フライパンを使わない生の調理でパンチ強し。考案した馬車引きに敬意を込めて作る。アラビアータの唐辛子のパンチと違い、ニンニクのキレをモロに感じることができる。シチリアを代表するパスタ。…

カリオストロの城のミートボールパスタ〜あなたの食欲を盗みます

パスタへの憧れの門を叩いたのは幼少に観た『ルパン三世 カリオストロの城』。今でも世界アニメ3本の指に入る。モデルとなった場所は北イタリアにあるサン・レーオ城やドイツのプファルツ城と言われる。語り出すと止まらないのでパスタの話をしよう。 映画史…

ゴッドファーザーのミートボールパスタ

『カリオストロの城』と同じく70年代の名作映画が『ゴッドファーザー』。劇中で幹部のクレメンザ(リチャード・カステラーノ)がマイケル(アル・パチーノ)にミートボールパスタのレシピを伝授する。ミートボールパスタは名作映画の2つを魅了してきた。泥棒…

靴職人風のパスタ〜スカルパリエッロに捧ぐ

パスタの楽しさのひとつが「〇〇風」という名前。カルボナーラは「炭焼き職人風」。プッタネスカは「娼婦風」。「〇〇風」の数は藤井風も真っ青なくらい多い。その中でもユニークな名前が「靴職人のパスタ」。現地では「スカルパリエッロ」という。作ってみ…

グリーチャ:羊飼いのパスタに歴史あり

パスタ文化の素晴らしさを理解するのに、グリーチャ以上のものは存在しない。他のパスタは食材を自分流にアレンジすることはあるが、グリーチャだけは、できる限りペコリーノ・ロマーノとグアンチャーレを使ってほしい。 グリーチャとは グリーチャの由来 グ…

イワシ缶詰のパスタ〜シチリアより愛を込めて

家庭に冷蔵庫がなく、食べ物の保存が効かなかった時代。頭を抱えたのは魚だった。特にシチリアではイワシを好んで食べるが、他の魚に比べて足が早い(腐りやすい)。そこで日持ちさせるために考えたのが火を入れること。今回は、余ったイワシを美味しく食べ…

パン粉とナッツのメッツェマニケ〜幸せの黄色いパスタ

夏が訪れると食べたくなるのは冷製パスタだけじゃない。「半袖」という意味を持つメッツェマニケも夏を彩る。パン粉とナッツを使った爽やかなショートパスタを紹介。 パン粉とナッツのメッツェマニケの食材・材料 メッツェマニケ:100g ミックスナッツ:30g…

豆板醤のコンキリエ〜中華一番のパスタ

大好きだったアニメに『中華一番』がある。ZARDの『息もできない』のオープニング、でっかい中華包丁と中華鉄鍋への憧れ。チャーハンを作るためだけにオーバースペックの中華包丁を買ったものだ。中国4000年の歴史はイタリア料理をも飛躍させる。実はパスタ…

塩ボロネーゼ〜ヴィーナスの誕生パスタ

パスタ好きの方は、ボロネーゼ=時間がかかる、手間がかかるというイメージがある。材料が多く、赤ワインでトマトソースを煮込むと豊穣な味になる。もっと手軽に食べたくて出来合いのミートソース缶に逃亡している読者の方も多いのではないか。実際、スーパ…

ゴルゴンゾーラのクリームペンネ〜チーズの王子さま

幼稚園や小学生の頃『アナトール、工場へ行く』という絵本が大好きだった。ねずみのアナトールがチーズ工場に忍び込んで、チーズを黙って食べる代わりに、味の批評を残していき、その通りに味を変えると工場はたちまち評判となる物語。無類のチーズ好きにな…

はじめにパスタありき〜すべての麺はパスタに通ず

パスタ好きがこうじて家でパスタしか作らなくなった。朝昼晩と3食パスタの日もある。レパートリーは1000を超え、千の顔を持つ男と呼ばれたミル・マスカラス(プロレスラー)を凌いでしまった。イタリアが「アモーレ(愛)の国」と呼ばれるように、麺への愛、…