コンビニやミニスーパーの人気商品といえばツナ缶。仕事で疲れた日なんか料理するの面倒くせえ。けど、コンビニ飯じゃなくちょっと洒落たもん食いてえ。そんなワガママちょい悪オヤジの願いを叶えるのがツナ缶パスタ。
- ツナ缶の種類(マグロとカツオ)
- ツナとカマンベールチーズのショートパスタ
- ツナ缶とほうれん草のクリームパスタ
- ツナ缶とレモンのパスタ
- ツナ缶の和風パスタ
- トウモロコシ(コーン)とツナ缶パスタ
- 豆板醤とツナ缶の大葉パスタ
ツナ缶の種類(マグロとカツオ)
コンビニに行けば多くの種類があるツナ缶。どれがパスタに合うのか迷うところだが、結論なんでもOK。そのまま食べるわけでないので格付けチェックをやれば違いがわからない。基本的にはオイルありが好きだが、あとでオリーブオイルを回しかける場合はオイル無添加を買う。
ツナ缶にもカツオとマグロがあり、マグロのほうが10円くらい高い。明確に味の違いがわかる人はこだわっていいが、どっちでもいい。ちなみに「ライトツナ」のライトは味ではなく色が薄いものを「ライト」という。
ツナとカマンベールチーズのショートパスタ
まずはカマンベールチーズのフジッリ。フライパンも包丁もいらない。鬼簡単で鬼より美味い。
ノルマンディ作戦カマンベールチーズ
カマンベールチーズはフランスを代表するチーズ。皮が白カビに覆われ、中がやわらかく、内部はクリーム色。上品でクリーミー、かつトロリとした濃厚な味わい。1791年、フランス北部にあるノルマンディ地方のオージュ渓谷南のカマンベール村で、マリー・アレルという農夫が作ったと言われる。スーパーやコンビニで見ない店はないほど、全世界に広まったアイドル・チーズ。そのまま食べて酒のツマミにするのも良いけど、パスタにするとポテンシャルを最高潮に発揮できる。
ツナとカマンベールチーズのショートパスタの材料
どや、このコンビニ感。イタパセはコンビニに売ってないが彩りで。無くてもOK。写真にはないけど必要不可欠がコショウ。チーズやバターの甘い香りに、コショウをヌートバーすると、上品でスパイシーな芳香がディオールの香水のようにフワッと薫る。もちろん胡椒が苦手な方は無しでもOK。
ロングパスタでも多少は美味しいが、断然フジッリがおすすめ。ナポリがあるカンパニア州を発祥とするショートパスタ。ライフル銃を意味するfusileが語源。日本では「くるくるパスタ」や「カールマカロニ」とも呼ばれる。値段も安く、スーパーでも手に入りやすい。ロングパスタと比べると、悟空とクリリンくらい戦闘力の差がある。フジッリで作ろう。バターはいつもカルピス社を勧めているが、流石にコンビニにはない。味にこだわりたい方はカルピス社で。ベジータとナッパくらい差がある。
ツナとカマンベールチーズのショートパスタのレシピ
レシピはジローラモよりご陽気者のベリッシモさん。パスタよりトークのほうが美味いと言ったら失礼か。技術もヘッタクレもなし。不器用すぎる男も高倉健さんも美味しい。ベリッシモさんはオリーブも入れるが、そんなんコンビニにないので却下。完コピしたい方は動画を参考に。
ちなみにオリーブとフジッリがあれば『プッタネスカ』が作れるので、買っておいても損はない。
作り方は鬼シンプルで簡単。パスタを茹でてる間にボウルにツナ缶、チーズをちぎって入れる。なんなら包丁なしでいい。イタリアンパセリも手でちぎってOK。
あとは茹でたフジッリをボウルに瞬間移動。
ゴムヘラなどでよく混ぜる。
最重要ポイント。黒胡椒をペッパーミルでヌートバーする。この時の香りがたまらない。シャネルのNo.5よりいい香りがする。
お皿に盛ったら、ちぎったイタリアンパセリをかけて完成🎶
↓ツナとカマンベールチーズのフジッリの食材↓
ツナ缶とほうれん草のクリームパスタ
ツナ缶と相性の良いほうれん草。ほうれん草のツナのゴマ和えは、日本の家庭の情景。今回は牛乳を使って力技のクリームパスタ。
ツナ缶とほうれん草のパスタの材料
- ディチェコ1.6mm:100g
- ほうれん草:2株
- ツナ缶:1缶
- 牛乳:100ml
- カルピス社のバター:10g
- 薄力粉:5g(小さじ2)
- 黒胡椒:仕上げ
- グラナ・パダーノ:仕上げ
ほうれん草は2株しか残っていなかったけど3株、4株でもOK。パスタはなんでもいい。太麺でも細麺でも。これもコンビニの材料で作れる。
ツナ缶とほうれん草のパスタのレシピ
レシピの参考にしたのはAOSの青池さん。材料も作り方もアレンジしているので完コピしたい方は動画をご覧あれ。
- ほうれん草をざっくり切る
- バターでほうれん草を炒める
- ツナ缶を入れてしんなりさせる
- パスタを茹でる
- 薄力粉、牛乳を入れて弱火で炒める
- 茹でたパスタを入れて混ぜる
- 火を止めてチーズを削る
- 皿に盛って追いチーズ、胡椒をヌートバー
ほうれん草はざっくり超テキトーに切る。
切ったほうれん草をよく洗う。
ほうれん草をバターで炒める。火力は弱火から中火。
ほうれん草がしんなりしたらツナ缶を入れる。パスタも茹でる。
ツナ缶がボディビルダー色になるまで炒める。
薄力粉5g(小さじ2)、牛乳100mlを入れてよく混ぜる。
茹でたパスタを混ぜる。
火を止めてからチーズを削る。火をつけっぱなしだとチーズがカッチカチやぞになってしまうので注意。
ツナ缶とほうれん草のクリームパスタの食材
ツナ缶とレモンのパスタ
時間がないとき10分くらいでチャチャっと作れてうまい。ツナ缶パスタかくあるべき。ペペロンチーノをベースにしたツナ缶のパスタ。ニンニクにレモンの酸味を加えるという意味不明なカオスなパスタ。
ツナ缶とレモンのパスタの材料
ツナ缶のような魚系にはリングイネと相場が決まっているが、別になんでもよし。ポッカレモンの量はお好みで。酸味が強烈なほうが良ければ大さじ2いっちゃおう。
ツナ缶とレモンのパスタのレシピ
参考にしたのはAOSの青池さん。青池さんはレモンを使い、ツナ缶もじっくり炒めるので少し違うやり方。動画も参考にしてください。
- ニンニク、イタパセみじん切り
- ニンニク、唐辛子を炒める
- ツナ缶を入れてレモン汁をかける
- 茹でたパスタ、イタパセを混ぜる
- 皿に盛って黒胡椒をヌートバー
ニンニク、イタリアンパセリはみじん切り。イタパセの茎は捨てない。茎も柔らかくて旨味があるので使う。
みじん切りしたニンニク、唐辛子をオリーブオイルで炒める。最初は強火で。沸騰したら極弱火で。
ニンニクがボディビルダー色になるまで4〜5分じっくり熱する。
ツナ缶、ポッカレモン大さじ1強を入れて熱する。
茹でたパスタを入れて火を止めてからイタリアンパセリを入れる。火が入ると風味が飛ぶので注意。
お皿に盛って胡椒をヌートバー。すぐ美味しい、すごく美味しいツナ缶パスタの完成。
ツナ缶とレモンのパスタの食材・道具
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ツナ缶の和風パスタ
お手軽、缶詰パスタシリーズ第2弾。コンビニやスーパーで必ず4本セットくらいで売っているライトツナフレークの缶詰。余ってしまって何に使うか迷うことはないでしょうか?俺はあります。前にコンビニで買える食材だけで作るショートパスタを紹介したので今回はロングパスタで。誰でも簡単に秒殺で作れるパスタ。
ツナ缶の和風パスタの材料
- バリラの1.6mm:100g
- ツナ缶:1缶
- 玉ねぎ:1/2個
- ニンニク:1片
- カルピス社のバター:10g
- 塩昆布:5gくらい
- 麺つゆ:大さじ1
- マヨネーズ:大さじ1
- 水 350ml
写真はツナのパックにしているけど、本来はツナ缶。パスタはなんでもOK。細麺でも太麺でもイケ麺さえ使えば問題なし。食材は全部まいばすけっとで揃えた。いつもお世話になります。一人暮らしの強い味方。
ツナ缶の和風パスタのレシピ
- ニンニク、玉ねぎをみじん切り
- 玉ねぎをバターで炒める
- 飴色になればニンニクを入れる
- ツナ缶を1分くらい炒める
- パスタを茹で塩昆布も入れる
- マヨネーズと麺つゆを入れる
- 皿に盛って完成
玉ねぎとニンニクを親の仇のように、みじん切りで切り刻む。
玉ねぎをバターで炒める。塩をひとつまみして「美味しくな〜れ」と振りかける。塩をかけることで玉ねぎの水分が抜けて時短になる。
玉ねぎが飴色になってきたらニンニクを入れる。
ニンニクも玉ねぎもボディビルダー色になったらツナ缶を入れて1分くらい炒める。
水350ccを入れて沸いたらパスタを入れる。塩昆布もダイブする。
パスタが美味しい出汁を吸ったら麺つゆ、マヨネーズをかけてマンテカトゥーラ(鍋を振る)
あとはお皿に盛って完成。味が物足りなかったら、ほりにしを回しかけても良い。
ツナ缶の和風パスタの食材
トウモロコシ(コーン)とツナ缶パスタ
とうもろこしが大好きである。夏祭り。クソ暑いのに屋台で買うのは焼きもろこし。黄色い粒々の宝石たち。ダイヤモンドより価値がある。汗をかきながらホクホクしながら口に運ぶと醤油たっぷりの肉汁が夏バテを殺す。とうもろこしをパスタにしたら美味いなんて、1+1=2くらい簡単な数式に気づかなかった。夜祭に想いを寄せて屋台のようなツナ缶パスタを紹介したい。
- ツナ缶の種類(マグロとカツオ)
- ツナとカマンベールチーズのショートパスタ
- ツナ缶とほうれん草のクリームパスタ
- ツナ缶とレモンのパスタ
- ツナ缶の和風パスタ
- トウモロコシ(コーン)とツナ缶パスタ
- 豆板醤とツナ缶の大葉パスタ
とうもろこしとツナ缶パスタの材料
- バリラ1.6mm:100g
- とうもろこし:たっぷり
- ツナ缶(マグロ):1缶
- ニンニク:1片
- 生姜:1/2片
- カルピス社のバター:20g
なんてシンプルでラブリーな食材。昔、近所にあった小さい小さい「やまもと」のスーパーでも手に入る。パスタは細麺でも太麺でもイケ麺ならOK。とうもろこしは面倒くさいので缶詰で。十二分に美味しい。ツナ缶はマグロ缶派。カツオにしても格付けチェックしたら外すと思うけど、マグロで強がりたい。
とうもろこしとツナ缶のパスタのレシピ
- パスタを茹でる
- オリーブオイルでコーンを炒める
- ニンニク、生姜をすりおろす
- バターを入れて混ぜ混ぜ
- ツナ缶を入れて混ぜる
- 茹でたパスタを混ぜる
- 皿に盛ってコショウをヌートバー
正式なレシピは速水もこみち師匠。目の付け所がさすがです。
フライパンにオリーブオイルを引いてコーンを全部ぶち込む。
オリーブオイルのオーラをまとわせたらニンニクと生姜を擦りおろす。
すかさずバターを投入して全体にコーティング。このまま食べたいけど我慢の見せどころ。耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ。
抑えきれない食欲に勝利したらツナ缶を投入。
茹でたパスタの進水式が完了したら混ぜ混ぜする。いよいよ祭りが迫ってきた。北島サブちゃんの出番。
トウモロコシの富士山を作ったらコショウをヌートバー。黒くなりすぎるので途中で写真を撮ったけど、もう皿が真っ黒になるまでペッパーミルする。Paint it Black!!
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豆板醤とツナ缶の大葉パスタ
パスタを茹でてボウルに混ぜるだけで作れる簡単すぎてゴメンなさいパスタ。技術ゼロ、マイナス1.0のパスタ。
豆板醤とツナ缶の大葉パスタの材料
- バリラ1.6mm:100g
- ツナ缶:1つ
- 豆板醤:大さじ1
- 大葉:5枚くらい(お好みで)
- オリーブオイル:2回し
パスタは細麺でツルツルがおすすめだが、特にこだわりなし。家にあるパスタでいいし、ショートパスタでもいい。ツナ缶はオリーブオイルがなければオイル有馬記念で。美味しいオリーブオイルがあるならオイル無添加で。大葉はイタリアンパセリの代打・山川穂高。イタリアンパセリがあれば、それがベスト。
豆板醤とツナ缶の大葉パスタのレシピ
作り方はベリッシモさんを参考。簡単で美味しいパスタのレシピでベリッシモさんの右に出る者はいない。
- パスタを茹でる
- 大葉を切り刻む(ハサミでOK)
- 材料を全部ボウルに入れる
- 茹で汁とオリーブオイルを入れる
- パスタを混ぜて皿に盛る
大葉を高田純次くらいテキトーに刻む。どんな形、大きさでもOK。
ツナ缶、豆板醤、大葉久美子をボウルに入れてオリーブオイルを回しかける。
茹でたパスタを入れて混ぜるだけ。パサパサなら少量の茹で汁を入れる。
皿に盛るだけ。話は盛らないが、マジで美味しい。フライパンなしで作れるのだから、たまったもんじゃない。
豆板醤とツナ缶の大葉パスタの食材
最後までご覧いただき、あリガトーニ。