アメフトのSuper Bowlを観戦したら無性にジャンクなアメリカン・フードが食べたくなった。そこで作ったのが「マッケンチーズ(Mac'n Cheese)」。アメリカやイギリスの家庭でよく作られ、冷凍食品や電子レンジで温めるだけのものもある。
映画『ホーム・アローン』でケビンが泥棒から家を守るためのバトルの直前に食べようとした勝負メシ。自分のように新宿のアパートでホームアローンな独身に捧ぐパスタである。お子様がいる家庭はぜひ作ってあげてください。ちなみにサニー千葉の嫡子・新田真剣佑がマッケンチーズを好きかは知りません。ご存知の方はコメントください。
マッケンチーズの意味・文化
マッケンチーズとは「マカロニ・アンド・チーズ」の略。米国で広まったのは1787年。アメリカ第3代大統領トーマス・ジェファーソンが独立戦争後のアメリカ大使としてイタリアから持ち帰ったらしい。今ではマッケンチーズを食べないアメリカ人はいないほど市民権を得ている。アメリカの飯=マッケンチーズを思い浮かべる人も多い。
マカロニ
マカロニは筒状のショートパスタを指す。 クリント・イーストウッドのマカロニ・ウエスタンのマカロニだ。イタリア語ではカッコよくマッケローニ。すでに1279年の文献に載っており、15世紀にマエストロ・マルティーニによって書かれた『料理法の書』では様々なマカロニ・レシピが紹介されている。日本では1883年(明治16年)に長崎に工場ができ製造が始まった。今ではサラダやグラタンに使われるが、パスタの主役として普及してほしいものである。
チェダーチーズ
マッケンチーズにおいて重要かつ動かざること山の如しが「チェダーチーズ」。牛乳を原料とするセミハードタイプのチーズ。元来はイングランドのサマセット州チェダーで作られていた。そのまま食べても美味しく、ワインのおつまみの代名詞。オレンジの色合いが映え、GReeeeNやSMAPの『オレンジ』を歌いながらマッケンチーズを作るのがおすすめ🎶
マッケンチーズ(王道)
まずは具材なしでシンプルなマッケンチーズ。誰でも簡単。子どものパスタデビューにも最高。ワンパンで少ない材料できる。
マッケンチーズの材料
- マカロニ:100g
- チェダーチーズ:1箱(90gくらい)
- 牛乳:350ml
- バター:20g
- マッケンチーズのレシピ
無塩バターの場合は塩2つまみを追加。有塩バターはこのままでOK。コンソメやブイヨン、味の素など欲しくなるが、これで十分。牛乳、バター、チェダーチーズの旨味を信じよう。信じる者に聖夜の奇跡は訪れる。
マッケンチーズのレシピ
- チェダーチーズを細かく刻む
- 牛乳、バターを熱して沸かす
- マカロニをプラス2分で茹でる
- 弱火にしてチェダーチーズを入れる
- 皿に盛って出来上がり
チーズが溶けて絡みやすいように、できるだけ細かめに刻む。ひと苦労がマッケンチーズの美味しさへの近道。
牛乳350mlとバター20gを熱して沸騰させる。
沸いたらマカロニを茹でる。マッケンチーズは目を離すと牛乳がブクブク泡をふいて氾濫するので混ぜる。
茹で時間がきたら牛乳が残っていても、弱火にしてチェダーチーズを全部入れて混ぜる。マッケンチーズはジャンクフード。雑でいい。
チェダーチーズが完全に溶け込んだらOK。味見してみて。これ以上なにも引かず、何も足さないでください(by天気の子)
皿に盛って完成。子どもも大人も大好き。マッケンチーズの完成。
味変ドリクスは胡椒をヌートバー。グッとスパイシーでアダルトな味へ。
甘さをプラスしたい人はハチミツがおすすめ。プーさんのようにマッケンチーズを堪能してください。
マッケンチーズの食材・道具
マッケンチーズ(鳥羽シェフ)
鳥羽シェフのワンパン・マッケンチーズ。育ち盛りの150g。ボリューム満点。子どもの頃のマコーレ・カルキンと芦田愛菜に捧げる。
マッケンチーズの材料
- マカロニ:150g
- チェダーチーズ:7枚(100g)
- ブロックベーコン:50g
- コンソメ:5g(小さじ2)
- カルピス社のバター:20g
- グリコの牛乳:100ml
- 水:450ml
- 黒胡椒:10カリカリくらい
- はちみつ:仕上げ
マカロニは8分茹でのもの。スーパーには4分茹でもあるけど、さすがに命短し恋せよ乙女。美人薄命。8分茹で。ベーコンはもっと多めでいい。75g以上あってもいい。はちみつは無くてもOK。
マッケンチーズのレシピ
- ブロックベーコンをサイコロ状にカット
- ベーコンをオリーブオイルで炒める
- 焼き色がついたら一度取り出す
- 水450ml、コンソメ、塩ひとつまみを入れる
- 沸騰したらマカロニを入れ強火で煮る
- マカロニを茹でてる間にチェダーチーズをさく
- 茹で時間残り1分前に牛乳、ベーコンを入れる
- チェダーチーズを混ぜ、溶けたらバター10gを入れる
- 皿に持って胡椒を10カリカリする
ブロックベーコンをレゴブロックのように切る。ちょっと少なすぎた。もっと多く入れたほうがいい。
フライパンにオリーブオイルを引いてケビン・ベーコンを炒める。弱火で。
チェダーチーズを削っておき、ベーコンはカリカリ梅になる前に取り出す。
水450ml、コンソメ小さじ2、塩ひとつまみを入れて沸かしたら、バター10gとマカロニ・ウエスタンの登場。
マカロニが茹で上がる1分前に牛乳を100ml、ベーコンをI'll be back。
弱火にしてチェダーチーズの大群を投入。溶けるまで混ぜる。
追いバターを入れてグルグル混ぜる。
お皿に盛って胡椒を削って、お好みでハチミツをかける。
マッケンチーズの食材・道具
マッケンチーズ(俺のパスタ)
オシャレなマッケンチーズ。牛乳も多め。マカロニ・ウエスタンのクリント・イーストウッドとセルジオ・レオーネに捧げる。
マッケンチーズIIの材料
- ファルファッレ:100g
- チェダーチーズ:5枚(80g)
- ブロックベーコン:50g
- コンソメ:5g
- カルピス社のバター:20g
- グリコの牛乳:150ml
- 黒胡椒:10カリカリくらい(完全感覚Dreamer)
鳥羽シェフと分量が違う。水450ccと牛乳100ccで配合されていたが、せっかくのグリコの美味しい牛乳を活かしたくて水は300cc、牛乳150ccに変更。鳥羽シェフは無塩バターを使われたが、塩魔大王は有塩で。鳥羽シェフより明らかなカロリー爆弾になったが、I Love Calorie. カロリーが怖くて美味しいパスタが作れるか。マカロニを使わず、蝶々の形をしたファルファッレを使用。このほうが見た目が美しい。
マッケンチーズIIのレシピ
- ブロックベーコンをサイコロ状にカットする
- フライパンにバター10gを入れベーコンを炒める
- ベーコンに焼き色がついたら一度取り出す
- フライパンに水300cc、コンソメ、塩ひとつまみを入れる
- 沸騰したらパスタを入れ強火で煮る
- パスタを茹でてる間にチェダーチーズをさく
- 茹で時間残り2分で牛乳、ベーコンを入れる
- チェダーチーズを混ぜ、溶けたらバター10gを入れる
- 皿に持って胡椒を10カリカリする
ベースは鳥羽シェフだが、ベーコンはオリーブオイルではなくバターで炒める。余計な不純物より、バターの一直線のほうが親和性ある。そして牛乳を倍量使っているので2分前に投入。胡椒はたっぷりがおすすめ。ワンパンのリゾッタータで超手軽。劇中でマッケンチーズを食べ損ねたマコーレー・カルキンに食べてもらいたい。
↓↓マッケンチーズの食材↓↓
最後までご覧いただき、あリガトーニ。