ワンパンで作った和風ペペロンチーノ 「ワンパンを制する者はパスタを制する」そんな格言がパスタ業界にある。美味しいだけでなく、手間が早い、茹で汁を捨てなくていい、洗い物が少ないとパスタ界の三冠王。ワンパンパスタを制して食卓を彩ろう。 ワンパン…
パスタの世界にも変化球は存在する。ペペロンチーノやナポリタン、ボロネーズなど直球の美味しさは魅力だが、野球と同じくストレートだけの試合はつまらない。ダルビッシュのように多彩な変化球を操る存在がいてこそゲームは輝く。パスタ界のアイドル「カル…
パスタの底力を表すのに納豆パスタほどの最適解はない。おそらく世界一簡単な調理なのに、食材を最高峰に登頂させる。一番好きなパスタの論争には「カルボナーラ」「ペペロンチーノ」などの両雄に加え、納豆パスタがランクインすることは珍しくない。私を納…
一番好きな野菜はズッキーニ。ズッキーニがあればなんでもできる。ズッキーニがあれば美味しいパスタが作れる。1,2,3,ズッキーニ。萌える闘魂ズッキーニ。Here We Go。 ズッキーニの魅力 ネラーノ風ズッキーニのパスタ ネラーノ風ズッキーニのパスタの材料 …
弟が新婚旅行でイタリアを訪れたとき、最も美味しかったのが『カチョ・エ・ぺぺ』と言っていた。ローマの名物パスタでカルボナーラ 、アマトリチャーナと並んで「ローマ三大パスタ」と呼ばれている(三大〇〇ほどいい加減なものはない)。カチョ・エ・ペペと…
">カルボナーラはパスタ界のアイドルにして、最も作り方の論争を呼ぶ風雲児。漫画『美味しんぼ』第25巻の「対決!!スパゲッティ」では海原雄山と山岡士郎が全卵を使ったカルボナーラを全否定し「食べるまでもない」と斬り捨てた。果たしてカルボナーラはそん…
新宿で新たなパスタ名店を発見した。イタリア直輸入のインテリア、イタリアで修行したシェフが伝統的なレシピのパスタを作ってくれるお店。 コンセプト アクセス 自家製サルシッチャのスパゲティ コンセプト 2000年にオープン、ヴェべチアを新宿に再現したIL…
猟師というと鉄砲や罠で獣を狩るイメージが強いが、命を頂くのは山菜も同じである。東出昌大の料理からは動物も植物も地平線の眼差しで感謝と尊敬をそそいでいることを感じる。 東出昌大のキノコと納豆のスパゲッティ キノコと納豆のスパゲッティの材料 キノ…
ワインと料理を合わせることをマリアージュという。ワインは食中酒として造られたもの。パスタと合わせることで真価を発揮する。ワインとパスタのマリアージュは離婚のない結婚である。ワインを楽しめばパスタの愉しさが10倍、いや大袈裟ではなく100倍になる…
自分を喜ばせるパスタならミシュランの三ツ星店にも負けない自信があるが、唯一かなわないと思うのが東出昌大のパスタ。これまで「鹿カルボナーラ」や「猪ペペロンチーノ」「猿パスタ」など、唯一無二の豪快なパスタを作ってきた。いずれ東出昌大パスタシリ…
バジルと玉ねぎが余ったので、テキトーに作ったら異常に美味しかったパスタ。玉ねぎとバジルが相性いいとは思わなかった。玉ねぎの甘さとバジルのビターさがパスタに爽やかな香りと深みのある風味のアクセントを加える。 玉ねぎとバジルのパスタの材料 玉ね…
パスタを家で作ってほしい大きな理由がアマトリチャーナにある。飲食店であまり見かけない。しかし、アマトリチャーナほどパスタ文化と歴史を語れるものは少ないので、ぜひ家庭で再現してルネサンスを起こしてほしい。 アマトリチャーナの意味と歴史 グリー…
パスタ作りに目覚めたきっかけがトマトパスタだった。それまでは冷凍食品のトマトパスタか、出来合いのトマトソースを混ぜて食べるだけ。しかし、ミニトマトを使ってソースを作ったら信じられないくらい感動した。トマト好き→リコピン大魔王に変身した。サイ…
トマトパスタを作るとき、最も使われるのがトマト缶。コンビニやスーパーで400g100円位で売っている。家計に大助かり。今回はパスタに使うトマト缶とおすすめを紹介する。 トマト缶の種類 生のトマトを加熱した水煮 ホールトマト缶とカットトマト缶の違い ト…
一番好きなスイーツはモンブラン。Sweet Emotionをパスタで再現したい。そこで登場「甘栗むいちゃいましょう」。おつまみ、お菓子として愛される天津甘栗。カルボナーラの具材としても超マリアージュ。変わり種のカルボナーラで食卓を彩ろう。 甘栗のカルボ…
パスタは道具(調理器具)にこだわるほど美味しくなる、楽しくなる、愛おしくなる。必ずあなたのパスタは変身する。素人に良い道具は必要ないと思っている方がいたら逆。むしろプロより技術が劣る素人こそ道具にこだわるべき。プロは毎日、道具を酷使するの…
スーパーで売っている鍋スープを沸かしてショートパスタを入れるだけ。それで至高のスープパスタができる。まさに冬のファンタジー。期間限定販売がもったいない。定番化して楽天で販売して欲しい。 グランメゾン・パリのマリニエールの鍋スープ キノコのマ…
オリーブオイルを使わない北イタリアの冬のファンタジー。シェフのファビオさんによると、北イタリアはオリーブオイルよりバターを使うほうが多い。超簡単なのに超美味しい。超シンプルなのに超奥深い。それがパスタの不思議。トマトクリームパスタはスパゲ…
トマトソースの種類とパスタのセレナーデ〜リコピン大魔王に捧げる
おかげ様でレパートリーが1,000を超えた『パスタの聖書』。はてなブログは記事検索ができないので、パスタの一レシピ覧ページを作りました。本の目次のようなページです。固定記事にして日々更新していくので、「今日はパスタ作ってみようかな」と思ったとき…
2つの悩みを解決し、ふたつの幸福を呼ぶスープパスタ。 家でラーメン食べたいけど美味しくできない スープパスタを食べたいけど作るの面倒くさい 二十苦を完璧に解決し、美味しいラーメンとスープパスタを同時に食べられる。幸福の同時代ゲーム。まさにコロ…
故郷の大和(奈良)か東京以外で住むなら長崎がいい。20年以上変わっていない。立命館大学の2回生で車の免許を取り、19歳のときに友達と初めて車で旅行したのが長崎。さだまさしの歌と小説で憧れた「精霊流し」を観るため奈良から車を飛ばした。友人の勧めで…
『DRAGON BALL』の初期キャラに兎人参化(とにんじんか)がいた。ウサギ団という意味不明な軍団の親分。手に触れると人参になってしまう意味不明なキャラ。最後は悟空に如意棒でシバかれ、月に送り込まれて餅をつく意味不明なラスト。 兎人参化ってどんなネ…
">ペペロンチーノの進化系パスタがポヴェレッロ。ポヴェレッロはイタリア語で「貧乏人」。由来がわからず、食材も貧乏人向けとは思えない。けど、そんな由来はどうでもいい。飲食店には置いていない。貧乏人だから家で作る。最強の家庭パスタ。貧乏人バンザ…
今ではサイヤ人より野菜好きを自負しているが、大学生になるまで肉しか食えなかった。京都で一人暮らしを始めて栄養を考え、勇気を出して食べた京野菜に覚醒。今では最初に入った定食屋さんでは必ず野菜炒め定食を頼む。そんな野菜炒めのパスタを紹介。 菜園…
ワンパンでできる。魚出汁のもと(アミノ酸)×鰹節(イノシン酸)の組み合わせ。そこに納豆キナーゼとネギが援軍する。納豆とネギの相性は強力。ワンパンでできる(たいせつなので二度言いました) ネギ納豆ペペロンチーノの材料 ネギ納豆ペペロンチーノのレ…
料理をはじめたきっかけは日本テレビ(読売テレビ)のMOCO'sキッチン。野菜のみじん切りがカッコ良すぎて、速水もこみち先生と同じグローバルのペティナイフを買った。先生のレシピ本やDVDも愛用の道具も爆買い。奈良の田舎ではのオシャレな食材は手に入らな…
80年代生まれの人はパスタなんて言葉を聞いたのは大人になってからで、それまでは「スパゲティ」と呼んでいた。種類といえばナポリタンかミートソース。本格的に作るのではなく出来合いのソース。それでも美味しかった。懐かしさと愛情あふれるミートソース…
とうもろこしが大好きである。子どもの頃、おじいちゃんに連れて行ってもらった夏祭り。屋台で買うのは焼きもろこし。黄色い粒々の宝石たち。ダイヤモンドより輝いて見えた。汗をかきながらホクホクしながら口に運ぶと醤油たっぷりの肉汁が夏の栄養。大和(…
">すべてのパスタはアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノに通ず。元々はボンゴレビアンコからアサリを抜いた貧乏パスタ。それが今やパスタの代名詞になったのだから歴史は小説よりも奇なり。正式名称は「アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ」 アーリオ・…