2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧
レシピとして紹介するほどでもないほど簡単だが、シンプルなほうがパスタは美味しかったりする。キノコをバターで炒めてパスタ・ビアンカと合わせるだけ。それだけでスーパーマリオに変身できる。 きのこソテーのパスタの材料 きのこソテーのパスタのレシピ …
ナスのパスタといえば、兎にも角にも「パスタ・アッラ・ノルマ(Pasta alla Norma)」。交響曲という麗しい名前を持つ。仕事でノルマに追われている人はナスの交響曲を作ろう。必ずやノルマを達成できる。 パスタ・アッラ・ノルマの発祥と意味 ノルマはリガ…
韓国風パスタは名作が多いが、その頂点に立つのがペペロンチーノとのフュージョン、その名も「キムロンチーノ」。これほどド直球に韓流の文化と食材を冬のソナタしたパスタは他にない。パッチギの衝撃と、息もできない美味しさが待っている。 魔法の調味料キ…
人生で初めて「なめこ」を食べたのは大学3回生。20歳の夏。弟と車で北海道を旅するため福井からフェリーに乗って苫小牧に渡った。夜、フェリー乗り場で食事したとき、なめこ汁しかスープはなく、見た目で嫌っていたが注文。これが美味しかった。イタリア人は…
ワンパンでできる。魚出汁のもと(アミノ酸)×鰹節(イノシン酸)の組み合わせ。そこに納豆キナーゼとネギが援軍する。納豆とネギの相性は強力。ワンパンでできる(たいせつなので二度言いました) ネギ納豆ペペロンチーノの材料 ネギ納豆ペペロンチーノのレ…
先日、西伊豆の松崎町(日本でいちばん小さい町)を訪ねたとき、上白石萌音が絶賛した「のどぐろだし塩」を書い、西伊豆の鰹節(おかか削り)を帰りのお土産に頂いた。 西伊豆の魔法の粉を使って、「ペペロンチーノ」「納豆パスタ」「純胡椒パスタ」の3つの…
トマトを使わないボロネーゼ。赤ワインだけで煮込むので、めちゃくちゃアダルトな味。単純な美味さだけならトマトがあったほうがいいが、ちょっとムーディーな日やオトナブルーなパスタを食べたい日におすすめ。 赤ワインのボロネーゼの材料 赤ワインのボロ…
パスタ好きの方は、ボロネーゼ=時間がかかる、手間がかかるというイメージがある。材料が多く、赤ワインとトマトソースを煮込むと豊穣な味になる。もっと手軽に食べたくて出来合いのミートソース缶に逃亡している方も多いのではないか。ミートソースは美味…
『DRAGON BALL』の初期キャラに兎人参化(とにんじんか)がいた。ウサギ団という意味不明な軍団の親分。手に触れると人参になってしまう意味不明なキャラ。最後は悟空に如意棒でシバかれ、月に送り込まれて餅をつく意味不明なラスト。 兎人参化ってどんなネ…
左からイタリアンパセリ、バジル、ローズマリー パスタを劇的に美味しくするハーブ。ハーブがあればなんでもできる。一、二、三、ハーブ。パスタの2大ハーブはイタリアンパセリとバジル。 ちなみにパスタを除く料理で世界三大ハーブはローズマリー、セージ、…
具沢山のパスタが好きだ。麺とソースだけの洗練されたパスタも、ワンポイントの彩りで具を置いたオシャレなパスタもいいが、たまには食材が山盛りになったパスタを食べたい。グルメでも美食家でもなく、いつまでも「食いしん坊」でいたい。そんな想いに応え…
「バルサミコ酢を使った料理」なんていうと、それだけでオシャレに聞こえる。速水もこみち師匠が料理番組で紹介したときは「なんてカッコいいんだ!」と憧れた。そして鶏ムネ肉にかけたら、まあ美味しかった。そんな思い入れの強いバルサミコ酢を使ったクリ…
残暑お見舞い申し上げます。夏が終わらないので、冷製パスタが美味しい。今回は白だしや大葉を使った和風の冷製トマトパスタ。リコピン大魔王の本領発揮。 トマトと大葉の冷製パスタの材料 トマトと大葉の和風パスタのレシピ トマトと大葉の冷製パスタの材料…
パスタを家で作ってほしい大きな理由がアマトリチャーナにある。飲食店であまり見かけない。しかし、アマトリチャーナほどパスタ文化と歴史を語れるものは少ないので、ぜひ家庭で再現してルネサンスを起こしてほしい。 アマトリチャーナの意味と歴史 グリー…
夏に負けず、夏とマリアージュするには冷製パスタは欠かせない。イタリアに冷製パスタは少なく基本的には氷水も使わない。冷製パスタはメイド・イン・ジャパンの誇り。おすすめの冷製パスタ10選を紹介する。 冷製パスタを美味しい作り方 材料にこだわる 茹で…
ジェノベーゼは日本で市民権を得ているが、トラパネーゼを飲食店で見ることはない。レトルト食品を見かけることも人生で一度もない。どちらも具材をミキサーにかけるだけ。北のジェノベーゼ、南のトラパネーゼ。北斗神拳vs.南斗聖拳。リコピン大魔王としてト…
和風パスタかイタリアンか?辛さと和風出汁が共演するペペロンチーノ。辛さが喧嘩せず、和風出汁の背中を押してあげる。 オクラ納豆ペペロンチーノの材料 オクラ納豆ペペロンチーノのレシピ オクラ納豆ペペロンチーノの材料 バリラ1.6mm:100g ニンニク:1片…
パスタは道具(調理器具)にこだわるほど美味しくなる、楽しくなる、愛おしくなる。必ずあなたのパスタは変身する。素人に良い道具は必要ないと思っている方がいたら逆。むしろプロより技術が劣る素人こそ道具にこだわるべき。プロは毎日、道具を酷使するの…
表参道のIT企業で働いていたとき、オフィスの目の前がAVEXの本社だった。昼になるとベンダー(屋台)が立ち並び、色んなお弁当屋さんが出店する。一番好きだったのが鯖の塩焼き弁当、800円。栄養が偏る一人暮らしの男にとってありがたい。しかも骨がなく食べ…
日本が世界に発信する「〇〇風」といえば、ミラノ風ドリア。全然ミラノと関係ないが、愛嬌があってユニーク。けどパスタにおいては見過ごせないものがある。名前もレシピも文化も間違って伝えられている。それが天高くキノコ肥ゆる秋にピッタリな「ボスカイ…
日本発祥の和風パスタといえばナポリタンが筆頭。そのほかで和風パスタのベストナインを組んだら4番候補に上がるのが、福岡らるきいが生み出した「ぺぺたま」である。 ぺぺたまに和の要素をどんどん足していったら旨くなるという安直な考えが大成功。納豆と…
夏を彩る和風パスタといえば「大葉」である。別名・青紫蘇。中国原産の植物は和風パスタに欠かせない代名詞となった。この奇跡の葉っぱはバジルにもなる。千の顔を持つ男ミル・マスカラスも顔負けの大変身。ぜひ、こちらも食べて欲しい。 今回は変化球ではな…
コンビニやミニスーパーの人気商品といえばツナ缶。仕事で疲れた日なんか料理するの面倒くせえ。けど、コンビニ飯じゃなくちょっと洒落たもん食いてえ。そんなワガママちょい悪オヤジの願いを叶えるのがツナ缶パスタ。 ツナ缶の種類(マグロとカツオ) ツナ…
なぜパスタを作るのか?それはフライパンを振るのが楽しいからである。味は二の次。豪快に鍋を振る「マンテカトゥーラ」を楽しめば、我がパスタに一片の悔いなし。 イタリア人シェフ・マルコさんの華麗なる神技。そんなマンテカトゥーラを彩るおすすめのフラ…