パスタの聖書

パスタのレシピ、文化を公開。家庭料理で唯一プロの味を超えられるのがパスタ。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ニンニクの種類と違い!青森、スペイン、中国。にんにくマッドネスに捧ぐアーリオ・オーリオ

無人島に持って行くものは「ニンニク」と答える。ニンニクを食べれば風邪も逃げていく。エヴェレストなどヒマラヤの8,000メートル峰に登るネパール人はニンニクを生でガシガシかじる(真似したが無理だった)。「ニンニクさえ食べれば高山病にならない」と本…

トマトクリームパスタ〜北イタリアの冬のスパゲッティ

オリーブオイルを使わない北イタリアの冬のファンタジー。シェフのファビオさんによると、北イタリアはオリーブオイルよりバターを使うほうが多いらしい。超簡単なのに超美味しい。超シンプルなのに超奥深い。それがパスタの不思議。トマトクリームパスタは…

タケノコのペペロンチーノ〜おふくろのパスタ

おふくろの味といえば、タケノコご飯を思い出す(まだ存命で元気)春になると筍を細かく刻み、出汁とともにご飯で炊く。シャキシャキの食感にホクホクの白米の相性がいい。銀シャリをお代わりすることはないが、タケノコご飯は毎回お代わりして3杯も食べた。…

パスタの調味料〜オリーブオイルからトマトソース、ニンニクまで

パスタの調味料は魔法のふりかけ。こだわるほどパスタは美味しくなる。パスタの調味料はプロと遜色ないものが手に入る。スーパーに売っているものより値段はするが、プロと変わらない、むしろ飲食店より美味しい味が手に入るなら喜んで手を出したい。3,000円…

エリンギとポルチーニ茸のトマトクリームパスタ

日本人だが一番好きなキノコ類はポルチーニ茸である。昔、大和の地元に『K's チッタ』という家庭的なイタリアンの店があった。田舎でちょっと本格的なイタリアンが食べられるので、月1回は通って自分のご褒美にした。家族とも友人とも恋人とも行った。そこで…

キノコのトリュフクリームパスタ〜AIによる世界一のスパゲッティ

2023年はAI元年と呼ばれる。インターネットやスマートフォンが登場したときのように世界は大きく変わろうとしている。質問を打ち込むだけで、あらゆる答えを一瞬で教えてくれるのがAI。ちょっとしたドラえもんのような存在。その中でも特に有名なchatGPTに「…

そら豆のカルボナーラ〜ソラシドのパスタ

春から初夏にかけて旬を迎える「そら豆」。食物繊維やたんぱく質、ビタミン類が豊富で健康に良い。それだけでなく、甘みと風味がパスタの旨味を広げる。以前、グリーチャを紹介したように、基本的にはシンプルなパスタと相性がいい。 今回はカルボナーラを紹…

生クリームとパスタの甘い関係〜アッラ・パンナとブールマニエ

トマトパスタ、オイルパスタなどと並ぶ人気が「クリームパスタ」。トマトソースが醤油ラーメンなら、オイルソースは塩ラーメン、そしてクリームソースが味噌ラーメンといったところ。生クリームをソースに加えることで、なめなかな食感、軟らかい口当たり、…

ふきのとうのカルボナーラ

春の山菜といえばフキノトウ。アクが強いので苦手な人も多いが、その力強い味がパスタの彩りを加速させる。冬に黄花を咲かせ、蕾の状態で採取される。新鮮なものほど、ほろ苦い味が残る。旬は2〜3月の早春。カルボナーラで春を迎えに行こう。 ふきのとうのカ…

ぺぺバター:魅惑の二刀流

ペペロンチーノはオイル系パスタの代名詞。プロ野球でいう巨人のような存在。そんな固定概念を崩すのが『ぺぺバター』。バター狂にとってうれしいレシピ。通常のペペロンチーノに飽きた方、ぺぺバターとの二刀流でパスタ生活を豊かにしてください ぺぺバター…