パスタの聖書

パスタのレシピ、文化を公開。家庭料理で唯一プロの味を超えられるのがパスタ。

チーズパスタ

速水もこみちオ・ト・ナのパスタ〜ニンニクと胡椒が香るカチョエペペ

ローマの三大パスタ「カチョエペペ(チーズと胡椒のパスタ)」を、速水もこみち流にアレンジ。たっぷりのニンニクと黒胡椒が織りなす刺激に、濃厚なチーズとバターのコクが加わり、シンプルなのに驚くほど奥深い味になる。素朴だけどアダルトで、気取ってい…

カレッティエラの作り方!唐辛子×ニンニクが馬車引きを支えたパスタレシピ

カレッティエラは、パスタ文化を語る上で欠かせない一品。フライパンを使わず仕上げるため、食材のダイレクトな味が伝わる。考案したのは、かつて馬車を引いていた労働者たち。その彼らに敬意を込めて作りたい伝統の味。 シチリアを代表するパスタであり、映…

パスタはチーズの夢を見る〜12種類のダイヤモンド

左からグラナ・パダーノ、パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノ・ロマーノ チーズは世界中で1,000種類を超え、各国でプライドをかけたチーズ戦争が繰り広げられる。我こそは最高のチーズと自負する国も多く、その中から勝手にチーズの王様を選ぼうもの…

青唐辛子のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ

ペペロンチーノのWBCがあったら確実にスタメン入りする。歴代ペペロンチーノでも十指に入る美味しさ。太麺がペペロンチーノに合うなんて勉強不足。というより青唐辛子なんて一生買うことないと思っていた。パスタは世界を広げる。鳥羽周作シェフに感謝。 青…

カチョエペペの本格レシピ!3つの材料で作るローマ伝統の極上パスタ

カチョエペペの本格レシピ!3つの材料で作るローマ伝統の極上パスタ

虚無チーズパスタ〜旨さ無限、フライパンから直食い革命

リュウジさんの虚無レシピ。ニヒリズムを極めたリュウジさんはパスタ皿を使わず、フライパンのまま食べる。これが野生爆弾の旨味を追加して至高が増す。 リュウジさんいわく、「クリームソースの入ったカチョ・エ・ペペ(ローマ三大パスタのひとつ)」。その…

カルボナーラのスープパスタ〜寒さを溶かす、飲めるカルボナーラ

寒い日に食べたい、究極のあたたかパスタ。 カルボナーラをスープ仕立てにした一皿。ホワイトシチューのようなやさしさに、濃厚なカルボナーラの旨味が加わった味わいだ。ひと口食べれば、体の芯からぽかぽかと温まる。寒い日はこれを作らずにいられない。 …

もう店いらん。リュウジ式カルボナーラが常識を壊す!バズレシピ、虚無レシピ大全

星の数ほどあるレシピの中で、リュウジさんが「最高傑作」と胸を張るのがカルボナーラ。その味に自信を持ち、「世界一おいしい」と断言する。 本来のカルボナーラは、豚の脂で出汁をとるなど、手間も材料もかかるパスタ。しかしリュウジさんは、スーパーやコ…

至高のカルボナーラ〜リュウジさんが「世界一」と言ったバズレシピ

料理研究家リュウジさんを一躍有名にした伝説のカルボナーラ。公開された4年前に作ったときは、粉チーズが苦手でブログにしなかった。それから30種類以上のカルボナーラの武者修行をして再挑戦。ポイントを押さえながら作ったら抜群に美味しい。当時のリュウ…

リュウジ流チェダーチーズのカルボナーラ!ワンパンで店レベル!これぞバズレシピ

リュウジさんが「自分史上最高のパスタ」と豪語するワンパンのカルボナーラ。その決め手は、なんとチェダーチーズ。チーズのグルタミン酸とベーコンのイノシン酸が合わさり、旨味が二重奏を奏でる。たしかに、街で1,000円出して食べるカルボナーラより、正直…

タケノコのカルボナーラ〜筍の香りがとろける、春の濃厚パスタ

タケノコはパスタと相性がいい。バターやチーズ、卵とも相性がよく、アスパラガスのように色んな組み合わせができる。筍の繊維質がソースを引き立てる働きをし、カルボナーラではパンチェッタやベーコンの旨味や塩味を吸って、全体をマイルドにまとめてくれ…

カプリチョーザのカルボナーラ再現レシピ!家でここまで美味しくなる

パスタの聖書にリクエスト頂いた。 カプリチョーザのカルボナーラのレシピが知りたいです!! ありがとうございます。看板メニューである「トマトとニンニクのパスタ」と違い、カプリチョーザのカルボナーラはレシピが公開されていない。実際に食べたときの…

白アラビアータ〜鳥羽シェフの白い衝撃と会心の一撃

鳥羽周作シェフYouTube復活パスタ。その名も「白アラビアータ」 アラビアータは、トマトソースに唐辛子・ニンニク・オリーブオイルを加えたソース。 「白アラビアータ」は、トマトを使わず、代わりにチーズを大量投入。「白アラビ」とは、言い得て妙。汗と涙…

そら豆×カルボナーラ=極上の一皿!春を感じる濃厚パスタ!

そら豆×カルボナーラ=極上の一皿!春を感じる濃厚パスタ!

きのこの極上カルボナーラ!旨味の押し出しが止まらない!

卵とキノコ、フランス料理色が強いカルボナーラ。キノコの旨味、風味が凝縮。そこに追い打ちをかけるように、チーズやベーコン、魚醤、マギーブイヨンが加わる。 旨味の爆発、旨味爆弾。土俵をわっても、さらに押し出す白鵬のようなカルボナーラ。スーパーマ…

カルボナーラを極める!ローマの味を再現するコツ&失敗しないレシピ

カルボナーラを極める!ローマの味を再現するコツ&失敗しないレシピ

ジョリーパスタの「モッツァトマト」再現レシピ!濃厚チーズ×トマトの最強コラボ

ジョリーパスタのモッツァトマト再現レシピ。細かい話はいらない。先に言うと本家を完全に超えた。マジでビビる5秒前。盛ってないので絶対に作ってください。 ジョリーパスタの名物モッツァトマト ジョリーパスタのモッツァトマトの材料 ジョリーパスタのモ…

ボスカイオーラとは?きのこの旨味たっぷりの絶品パスタ&本格レシピを紹介!

日本が世界に発信する「〇〇風」といえば、ミラノ風ドリア。全然ミラノと関係ないが、愛嬌があってユニーク。けどパスタにおいては見過ごせないものがある。名前もレシピも文化も間違って伝えられている。それが天高くキノコ肥ゆる秋にピッタリな「ボスカイ…

ホタテと舞茸のカルボナーラ〜魚介とキノコのマリアージュ

ベーコンやパンチェッタなど豚肉を使わないカルボナーラ。舞茸の旨味成分グアニル酸、帆立のコハク酸を合わせたカルボナーラ。草津温泉で食べた舞茸が美味しかったので食べたくなった。ただし、主役はホタテ。 ホタテと舞茸のカルボナーラの材料 ホタテと舞…

トマトカルボナーラ〜トマボナーラのすゝめ

パスタの世界にも変化球は存在する。ペペロンチーノやナポリタン、ボロネーズなど直球の美味しさは魅力だが、野球と同じくストレートだけの試合はつまらない。ダルビッシュのように多彩な変化球を操る存在がいてこそゲームは輝く。パスタ界のアイドル「カル…

甘栗のカルボナーラ〜モンブランの秋パスタ

一番好きなスイーツはモンブラン。Sweet Emotionをパスタで再現したい。そこで登場「甘栗むいちゃいましょう」。おつまみ、お菓子として愛される天津甘栗。カルボナーラの具材としても超マリアージュ。変わり種のカルボナーラで食卓を彩ろう。 甘栗のカルボ…

パスタの聖書のレシピ一覧

おかげ様でレパートリーが1,000を超えた『パスタの聖書』。はてなブログは記事検索ができないので、パスタの一レシピ覧ページを作りました。本の目次のようなページです。固定記事にして日々更新していくので、「今日はパスタ作ってみようかな」と思ったとき…

メッツェマニケのカルボナーラ〜オリエンタル東京を再現

冷製パスタにしなくても夏を彩ることはできる。「半袖」なんていう可愛らしい名前のショートパスタがある。メッツェマニケというショートパスタ。カルボナーラを作ってみよう。 「半袖」のメッツェマニケ オリエンタル東京もメッツェマニケ オリエンタル 東…

ツナ缶カルボナーラ〜旨み大爆発

カルボナーラにコンビニのツナ缶を和えるだけ。小細工なしの正面突破。1+1の最も原始な数式にして、互いの旨みが大爆発するパスタ性相対性理論。アインシュタインとダーウィンが食べたら「パスタの進化は光より速い」という共同論文を発表した。包丁もフライ…

マッケンチーズ〜ホーム・アローンに捧ぐパスタ

アメフトのSuper Bowlを観戦したら無性にジャンクなアメリカン・フードが食べたくなった。そこで作ったのが「マッケンチーズ(Mac'n Cheese)」。アメリカやイギリスの家庭でよく作られ、冷凍食品や電子レンジで温めるだけのものもある。 映画『ホーム・アロ…

マッシュルームのクリームパスタ

ミニストップのアルバイト仲間に生クリームにうるさい人がいた。味にこだわるわけじゃなく添加物が入った生クリームは体がアレルギー反応をおこす。良い生クリームを使っているか必ずわかった。実際、その人が食べられるスイーツは超美味しかった。体は正直…

レモンとハムのカルボナーラ

カルボナーラに限界なし。パスタに限界なし。「カルボナーラの旨み、醍醐味は〇〇」と断定していも、思わぬ刺客、第三の男がミルコ・クロコップのハイキックのように死角から飛んでくる。カルボナーラにレモンが最強の相性だとは思わなかった。米津玄師は知…

アスパラと生ハムのカルボナーラ〜旨味爆弾の芸術

いろんな食材とのコラボで魅せるペペロンチーノとは対照的に、意外と具材のバリエーションが少ないカルボナーラ。変幻自在のペペロンチーノ、頑固一徹のカルボナーラだが最強の相棒を見つけてしまった。 アスパラと生ハムのカルボナーラの材料 ペンネ:120g …

ジャンクフードなパスタ〜パスタ・アッラ・ツォッツォーナ

ジャンクフードと言われて何を思い浮かべるだろうか?イタリア人と日本人の文化・感覚の違いを楽しめるパスタがある。「パスタ・アッラ・ツォッツォーナ」。日本語に意訳すると「ジャンクフードなパスタ」。その正体やいかに。 パスタ・アッラ・ツォッツォー…

靴職人風のパスタ〜スカルパリエッロに捧ぐ

パスタの楽しさのひとつが「〇〇風」という名前。カルボナーラは「炭焼き職人風」。プッタネスカは「娼婦風」。「〇〇風」の数は藤井風も真っ青なくらい多い。その中でもユニークな名前が「靴職人のパスタ」。現地では「スカルパリエッロ」という。作ってみ…