パスタの聖書

パスタのレシピ、文化を公開。家庭料理で唯一プロの味を超えられるのがパスタ。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ホタテとアスパラのペペロンチーノ〜春爛漫のプリマヴェーラ

春爛漫。帆立とアスパラガス。ボッティチェッリ《ヴィーナスの誕生》と《プリマヴェーラ》を合わせたような春ペペロンチーノ。わたしの恋はホタテの風に乗って走るわby松田聖子。 パスタとアスパラガス ホタテとアスパラのペペロンチーノの材料 ホタテとアス…

九条ネギとパンチェッタのペペロンチーノ

九条ネギとパンチェッタが余ってしまった。1年に1回そういうときがある。余った材料をパスタにするときはペペロンチーノに願いを。京野菜とアモーレのセッション。 九条ネギと葱 スーパーでネギコーナーに行くと、つい九条ネギに手が伸びてしまう。元々は京…

牛飼い風パスタ〜カウボーイのアッラ・ブッテラ

野生的なパスタを紹介しよう。ほぼ日本の飲食店で見ることはない牛飼い風パスタ。またの名をカウボーイ風のパスタ。アッラ・ブッテラという。 牛飼い風パスタ(アッラ・ブッテラ)とは リガトーニ・アッラ・ブッテラ リガトーニ・アッラ・ブッテラの材料 リ…

伝説のスパゲティ・バジリコ〜大葉とバジルのパスタ

大葉は素晴らしい。清涼感があり、料理の最後にちょこんと乗せるとめっちゃ映える。しかも安い。98円の税抜きで買える。身体にも財布にもやさしい。ありがたいことに量が多いからこそ冷蔵庫に余ってしまっている人も少なくない。そんな余り物の大葉を一掃し…

タケノコと白だしの和風パスタ

おふくろの味といえば、タケノコご飯を思い出す(まだ存命で元気)春になると筍を細かく刻み、出汁でご飯で炊く。シャキシャキの食感にホクホクの白米。銀シャリをお代わりすることはないが、タケノコご飯は毎回お代わりして3杯も食べた。家でインスタントの…

青唐辛子のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ

ペペロンチーノのWBCがあったら確実にスタメン入りする。太麺がペペロンチーノに合うなんて勉強不足。というより青唐辛子なんて一生買うことないと思っていた。パスタは世界を広げる。 青唐辛子と赤唐辛子の伝説 青唐辛子のペペロンチーノ(鳥羽シェフ) 青…

パスタの調味料〜オリーブオイルからトマトソース、ニンニクまで

パスタの調味料は魔法のふりかけ。こだわるほどパスタは美味しくなる。パスタの調味料はプロと遜色ないものが手に入る。スーパーに売っているものより値段はするが、プロと変わらない、むしろ飲食店より美味しい味が手に入るなら喜んで手を出したい。3,000円…

ツナ缶と青唐辛子のトマトパスタ

ツナ缶、青唐辛子、黒オリーブなどクセ強のオンパレード。ジャズのような交響曲のようなセッションを奏でる。色は黄、赤、黒、緑。どんどん足し算しよう。パスタに限界はないことを教えてくれる。 ツナ缶と青唐辛子のトマトパスタの材料 ツナ缶と青唐辛子の…

タコのアーリオ・オーリオ・コン・ポモドーロ

ブカティーニ=アマトリチャーナ専門パスタと思われているが、味だけで言えばブカティーニで最も美味しいのはタコのポモドーロ。「コン」はwith、「ポモドーロ」がトマト。簡単にいえばペペロンチーノにトマトソースを加えたパスタ。あらゆる種類の基本軸。…

ボスカイオーラ〜森の番人パスタ

日本が世界に発信する「〇〇風」といえば、ミラノ風ドリア。全然ミラノと関係ないが、愛嬌があってユニーク。けどパスタにおいては見過ごせないものがある。名前もレシピも文化も間違って伝えられている。それが天高くキノコ肥ゆる秋にピッタリな「ボスカイ…

背徳の焦がしバターパスタ〜カロリー爆弾バンザイ

生まれ変わったらバターになりたい。食パンはパンが目当てじゃない、バターを食べてるんだ!そんなバター好きに捧げるパスタを紹介したい。ギニュー特戦隊のバータにも食べてもらいたい。満足できなかったらチョコレートパフェを奢ろう。 バターパスタは「ア…

大葉とベーコンのバター醤油パスタ

冷蔵庫の余りもんでちゃっちゃと作る。文化も歴史もない。そんなパスタがあってもいい。長州力「俺の人生で一度くらいこんな日があっていいだろう」と同じ。 大葉とベーコンのバター醤油パスタの材料 バリラ1.6mm:100g ベーコン:40g(テキトー) 大葉:3枚…