2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ペペロンチーノと相性の良い具材はベーコンやパンチェッタだけではない。実はソーセージも最強の相棒。ルパンと銭形のような組んだらヤバいくらい力を発揮する。ワンパンのリゾッタータで作るのでキレは失われるが、和風出汁のような旨味がある。 ソーセージ…
基本のペペロンチーノに焼いたベーコン3枚を乗せるだけ。『ハウルの動く城』に出てくるベーコン目玉焼きの迫力。しかし、桜木花道の脳天ダンクの衝撃が待っている。パスタ専門店『あるでん亭』のパスタを、お馴染み鳥羽周作シェフが再現したレシピ。 あるで…
左からグラナ・パダーノ、パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノ・ロマーノ チーズは世界中で1,000種類を超え、各国でプライドをかけたチーズ戦争が繰り広げられる。我こそは最高のチーズと自負する国も多く、その中から勝手にチーズの王様を選ぼうもの…
和風パスタの王様、明太子。パスタの旨味が「キレの芸術」。ペペロンチーノ、アラビアータ。どれも斬れ味によってインパクトが決まる。明太子パスタは、さながら日本刀。キレを研げば研ぐほど、存在感が大きくなる。 辛子明太子の文化と歴史 「たらこ」と「…
パスタのレパートリーでスペシャリテ(自慢の得意料理)を聞かれたら「イカ墨のパスタ」と答える。これほど練習したパスタは他にない。何度も何度も来る日も来る日も作り続けた。困ったのは麺。1.7mmからスタートし、フェットチーネやリングイネ、キタッラな…
なかなか日本の飲食店では食べられないパスタを紹介。その名もルチアーナ風パスタ。トマトを切ってタコを切って材料と煮込むだけの簡単パスタ。ぜひ食べてほしい。 ルチアーナ風パスタとは?発祥の場所 パスタはオレキエッテ タコのルチアーナ風パスタの材料…
春爛漫。帆立とアスパラガス。ボッティチェッリ《ヴィーナスの誕生》と《プリマヴェーラ》を合わせたような春ペペロンチーノ。わたしの恋はホタテの風に乗って走るわby松田聖子。 パスタとアスパラガス アスパラの皮剥き ホタテとアスパラのペペロンチーノの…
九条ネギとパンチェッタが余ってしまった。1年に1回そういうときがある。余った材料をパスタにするときはペペロンチーノに願いを。京野菜とアモーレのセッション。 九条ネギと葱 スーパーでネギコーナーに行くと、つい九条ネギに手が伸びてしまう。元々は京…
野生的なパスタを紹介しよう。ほぼ日本の飲食店で見ることはない牛飼い風パスタ。またの名をカウボーイ風のパスタ。アッラ・ブッテラという。 牛飼い風パスタ(アッラ・ブッテラ)とは リガトーニ・アッラ・ブッテラ リガトーニ・アッラ・ブッテラの材料 リ…
おふくろの味といえば、タケノコご飯を思い出す(まだ存命で元気)春になると筍を細かく刻み、出汁でご飯で炊く。シャキシャキの食感にホクホクの白米。銀シャリをお代わりすることはないが、タケノコご飯は毎回お代わりして3杯も食べた。家でインスタントの…
ペペロンチーノのWBCがあったら確実にスタメン入りする。太麺がペペロンチーノに合うなんて勉強不足。というより青唐辛子なんて一生買うことないと思っていた。パスタは世界を広げる。 青唐辛子と赤唐辛子の伝説 青唐辛子のペペロンチーノ(鳥羽シェフ) 青…
ツナ缶、青唐辛子、黒オリーブなどクセ強のオンパレード。ジャズのような交響曲のようなセッションを奏でる。色は黄、赤、黒、緑。どんどん足し算しよう。パスタに限界はないことを教えてくれる。 ツナ缶と青唐辛子のトマトパスタの材料 ツナ缶と青唐辛子の…
ブカティーニ=アマトリチャーナ専門パスタと思われているが、味だけで言えばブカティーニで最も美味しいのはタコのポモドーロ。「コン」はwith、「ポモドーロ」がトマト。簡単にいえばペペロンチーノにトマトソースを加えたパスタ。あらゆる種類の基本軸。…
冷蔵庫の余りもんでちゃっちゃと作る。文化も歴史もない。そんなパスタがあってもいい。長州力「俺の人生で一度くらいこんな日があっていいだろう」と同じ。 大葉とベーコンのバター醤油パスタの材料 バリラ1.6mm:100g ベーコン:40g(テキトー) 大葉:3枚…