2024-01-01から1年間の記事一覧
社会人に「報連相」が欠かせないように、パスタも「ほうれん草」は重要な食材。写真を見た方は「よくあるほうれん草とベーコンのバターソテーか」と思ったかもしれない。侮るなかれ。ただパスタの上に乗せただけではない。和風パスタの底力をケヴィン・ベー…
腹は減ってるけど料理する気力がない。そんなジレンマを救ってくれるワンパンマン。鳥羽シェフのレシピ「めんつゆバターチーズのワンパンパスタ」。衝撃度では歴代最強クラス。パスタの底力を知り、リスペクトの念が湧き上がる。 麺つゆの旨さの秘訣と歴史 …
昔から漫画やアニメでは悪役が好きだった。周りに馴染めず、好き放題に行動していたから叱られることが多く、真面目な主人公より嫌われ者に共感を覚えていた。だから子供たちから嫌われるピーマンも好きだった。大好きなパスタと合わせてみた。 ピーマンのマ…
球春とともに春キャベツがやってくる。またパスタが華やかになる。桜が咲く前の少し寒い春。パスタで温めよう。 春キャベツと冬キャベツ 春キャベツのペペロンチーノ(バター) 春キャベツのペペロンチーノの材料 春キャベツのペペロンチーノのレシピ 春キャ…
巷では味の素をパスタに使うのは邪道だとか、コンソメを使うのは悪魔崇拝だとか不毛なイデオロギー闘争が行われている。そんな紛争に終止符を打つ調味料どころの騒ぎじゃないパスタ。旨ければ正義。調味料こだわり派の概念をぶっこわそう。やばたにえんのパ…
10年前に上京したとき、毎日の朝メシは牛乳とトマト、魚肉ソーセージにRITZ、コンビーフだった。『傷だらけの天使』のショーケンに憧れ、朝メシの真似をしていた。演出は恩地日出夫、 撮影は木村大作。今もテレビドラマ史上最高のオープニング。宝石泥棒に子…
2024年3月2日、下北沢トリウッドで新海誠の特集があった。朝8時50分の『彼女と彼女の猫』から始まり1日9本。14時間12分。最後の『すずめの戸締まり』が始まったのが21時。劇中で出てきた「ポテトサラダ焼きうどん」に猛烈に腹が減った。うどんをパスタに変え…
日本人にとってはレモンとパスタの組み合わせは意外かもしれない。日高良美シェフによるとナポリの南側のソレント半島アマルフィがレモンの名産。そこではレモンパスタが多い。日本のでもレモンのクリームパスタを看板メニューにするイタリアンの店がある。…
ミニストップのアルバイト仲間に生クリームにうるさい人がいた。味にこだわるわけじゃなく添加物が入った生クリームは体がアレルギー反応をおこす。良い生クリームを使っているか必ずわかった。実際、その人が食べられるスイーツは超美味しかった。体は正直…
カルボナーラに限界なし。パスタに限界なし。「カルボナーラの旨み、醍醐味は〇〇」と断定していも、思わぬ刺客、第三の男がミルコ・クロコップのハイキックのように死角から飛んでくる。カルボナーラにレモンが最強の相性だとは思わなかった。米津玄師は知…
カルボナーラの具材ナンバーワン決定戦に新たな刺客が現れた。マッシュルーム。パスタで使われることは多いが、カルボナーラとの相性こそ最強ではないか。舞茸のようにクセが強すぎず、食感もちょうど良い。カルボナーラのファンはもちろん、カルボナーラが…
いろんな食材とのコラボで魅せるペペロンチーノとは対照的に、意外と具材のバリエーションが少ないカルボナーラ。変幻自在のペペロンチーノ、頑固一徹のカルボナーラだが最強の相棒を見つけてしまった。 アスパラと生ハムのカルボナーラの材料 ペンネ:120g …
ちょっと良いイタリアンで豪華な具材のパスタを食べた翌日は、スーパーで買った食材の和風パスタが食べたくなる。人間は不思議な生きもの。マリオがキノコを食べてパワーアップするように、きのこパスタがいちばん好き。Here We Go 和風ガーリックきのこパス…
「今日は材料切って料理するのが面倒くさいねん」そんな斜陽な日におすすめが長ネギのバターパスタ。なにせ材料カットはネギだけ。包丁が面倒ならビューティフルライフの木村拓哉のようにハサミでチョキチョキしちゃえばいい。超絶簡単ノー技術なのに、食材…
カルボナーラやペペロンチーノがコンビニやスーパーで買える今から遡ること30年前。90年代の家庭でパスタといえば「ミートソース」か「ナポリタン」の2択だった。初めてイタリアン(昔はイタメシと呼んでいた)を食べたのは社会人になってから。ポルチーニ茸…
おかげ様でレパートリーが1,000を超えた『パスタの聖書』。はてなブログは記事検索ができないので、パスタ記事の一覧ページを作りました。本の目次のようなページです。固定記事にして日々更新していくので、「今日はパスタ作ってみようかな」と思ったとき覗…
ジャンクフードと言われて何を思い浮かべるだろうか?イタリア人と日本人の文化・感覚の違いを楽しめるパスタがある。「パスタ・アッラ・ツォッツォーナ」。日本語に意訳すると「ジャンクフードなパスタ」。その正体やいかに。 パスタ・アッラ・ツォッツォー…
1995年公開の映画『ビフォア・サンライズ』。リチャード・リンクレイター監督、イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー主演。未見であれば今すぐブログを閉じて、動画配信で観てほしい。お金のないジェシーがウィーンのBARで赤ワインを譲ってほしいと頼む。 …
パスタ業界で最も口達者な料理人は「LA BONNE TABLE(ラ・ボンヌ・ターブル)」の中村和成シェフ。クラシルで放つ名言の数々にはレシピ以上に舌を巻く。パスタの聖書がもっと読まれるようになれば、まずはランチから行ってみたい。アラビアータに丸ごとトマ…
朝食パスタ。イタリア北部のトスカーナ地方の家庭料理。フィレンツェの家庭で日高良美シェフが食べた。本来は焼いたパンに乗せるスープ料理。日高シェフは「チポラータ」と呼ぶが、チポラータは「小さいソーセージ」を指すので迷宮入り。詳しい人がいたらコ…
ゴッドファーザーの故郷シチリアにはパン粉を使った郷土料理のパスタがある。炒ったパン粉にアンチョビ、ニンニクが加わればチーズに負けないリッチな味わいとなる。しかも、サクサクッとした食感や香ばしさがたまらない。超シンプルで簡単。超美味い。南イ…
料理をはじめたきっかけは日本テレビ(読売テレビ)のMOCO'sキッチン。野菜のみじん切りがカッコ良すぎて、速水もこみち先生と同じグローバルのペティナイフを買った。先生のレシピ本やDVDも愛用の道具も爆買い。奈良の田舎ではのオシャレな食材は手に入らな…
『真夜中のカーボーイ』でダスティン・ホフマン演じるラッツォは不味そうなオートミールのようなものを作りながら言う。「人が生きていくのに必要ものが2つある。サンシャイン(陽光)とココナッツミルク」だと。 なんて粋。なんて愛おしい。だからラッツォ…
『DRAGON BALL』の初期キャラに兎人参化(とにんじんか)がいた。ウサギ団という意味不明な軍団の親分。手に触れると人参になってしまう意味不明なキャラ。最後は悟空に如意棒でシバかれ、月に送り込まれて餅をつく意味不明なラスト。 兎人参化ってどんなネ…
">カレッティエラはパスタ文化を語る上で絶対に欠かせない。フライパンを使わない生の調理でパンチ強し。考案した馬車引きに敬意を込めて作る。アラビアータの唐辛子のパンチと違い、ニンニクのキレをモロに感じることができる。シチリアを代表するパスタ。…
好きな料理をパスタの上に乗せたら美味しい。この安直な聖なる足し算を「パスタ性相対性理論」と呼んでいる。茹でたパスタに納豆をぶちまけるだけで美味しい納豆パスタが代表格である。じゃあ、恋人に作って欲しい料理ランキング1位(平成)の肉じゃがも美味…
パスタへの憧れの門を叩いたのは幼少に観た『ルパン三世 カリオストロの城』。今でも世界アニメで3本の指に入る。モデルとなった場所は北イタリアにあるサン・レーオ城。語り出すと止まらないのでパスタの話をしよう。 映画史に輝くパスタ戦争 イタリアのミ…
『カリオストロの城』と同じく燦然と輝くイタリアに縁のある映画が『ゴッドファーザー』。劇中で幹部のクレメンザ(リチャード・カステラーノ)がマイケル(アル・パチーノ)にミートボールパスタのレシピを伝授する。 帝王学のパスタ ゴッドファーザーのミ…
パスタ作りに目覚めたきっかけがトマトパスタだった。それまでは冷凍食品のトマトパスタか、出来合いのトマトソースを混ぜて食べるだけ。しかし、ミニトマトを使ってソースを作ったら信じられないくらい感動した。パスタ作りに興味がない人はぜひ試して欲し…
まいばすけっとは...お好きですか?(赤木晴子)。「大好きです。まいばすけっとマンですから(桜木花道)」。まいばすけっとがあれば何でもできる。日々是まいばすけっと。利用回数は週7回。8回以上のときもある。23時に仕事を終えて帰宅前に買うご褒美がグ…