
「日本人に最も合うパスタは?」と聞かれたら、迷わず「貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)」と答える。ペペロンチーノの進化系であり、驚くほど奥深い味わい。
ポヴェレッロ(Poverello)とは、イタリア語で「貧乏人」という意味。その由来は謎に包まれており、使われる食材も決して“貧乏人向け”ではない。飲食店ではまず見かけない、最強の家庭パスタ。これを知ったら、「貧乏人バンザイ!」と叫びたくなる。
- 貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)の意味・由来
- 貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)
- イタリア伝統の貧乏人パスタ(ポヴェレッロ)
- 簡単プロの貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)
- トマトとパン粉の貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)
- 月見ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)
- 鶏ささみ貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)
- からすみの貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)
- 和風ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)
- 電子レンジの貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)
- 冷やし貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)
- 【中華風】貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)
- その他の貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)も作ってみよう
貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)の意味・由来

ポヴェレッロ(Spaghetti del poverello)は、スパゲティ・卵・チーズの3つで作るシンプルなパスタ。どの家庭にもある食材で手軽に作れることから「貧乏人のパスタ」と呼ばれている。日本人の感覚では「卵とチーズがあるなら、そんなに貧乏じゃない」と思うが、イタリアでは貧しい家庭でも、卵とチーズだけは常備しているという。
イタリアでは ペペロンチーノのことも「絶望のパスタ」 と呼ぶ。ボンゴレ・ビアンコ(アサリのパスタ)を作りたくてもアサリを買えないほど貧しく、仕方なく具なしで作ったパスタだから。絶望ペペロンチーノに卵とチーズを足したのが「貧乏人のパスタ」。つまり、ペペロンチーノの進化版が貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)になる。
貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)の歴史

ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ) が、いつから作られたのか定かではない。しかし、1945年の戦後以降に南イタリア・ナポリで誕生したという説が有力。だから現在では、ナポリの郷土料理とする見方もある。
ただし、日本と同様にイタリアでも飲食店で見かけることは ほとんどない。そもそも、イタリアではペペロンチーノすら家庭パスタの代表格であり、店で提供されることが珍しい。まあ、レストランのメニューに 「絶望のパスタ」や「貧乏人のパスタ」 が並んでいたら縁起が悪い。そんな料理名では、誰も注文したがらないだろう。
実際に、ナポリの飲食店で働いていたイタリア人シェフですら、「ポヴェレッロを食べたことがない」という人も多い。だから貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)は、イタリアよりも日本のほうが知名度が高い、非常に珍しいパスタ。知られざる“幻の家庭パスタ”であるポヴェレッロ。その奥深い魅力を、食卓で味わってほしい。
貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)の食材

ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)の基本となる食材は、卵・チーズ・ニンニク。この3つの食材は、非常に相性の良い組み合わせ。卵のまろやかなコクと甘みが料理の土台を作り、そこにチーズの塩気とグルタミン酸による力強い旨味が重なって味に厚みが生まれる。ニンニクは香ばしい香りを加えて卵とチーズの重さを引き締め、全体のバランスを整える。卵のコク成分とチーズの旨味は相乗効果でさらに深みを増し、そこにニンニクの香りが油脂分に溶け込むことで、香りと満足感が長く続く仕上がりになる。
ちなみに、イタリア本国では、オリーブオイルではなくラード(豚の油)を使うことが多い。卵・チーズ・ラードが常備されている。イタリアではどんな貧しい家庭でもこれらの食材は手に入るという。貧乏かどうかは文化によって変わる。
結局のところ、「ポヴェレッロ」と名付けるかどうかは、その人の自由。イタリアらしい、おおらかさを感じる奥深いパスタなのだ。
トゥルットゥルの目玉焼きのコツ

ポヴェレッロの顔であり、味を決める影の支配者が目玉焼き。カリカリが好きな人もいればピンク色にしたい人など千差万別。多くの人が憧れる中川翔子ばりのトゥルットゥルーの目玉焼きにするコツがある。
強火で一気に焼かず、オリーブオイルを引いたら弱火にする。オイルを温め、そのまま卵を落として極弱火で2分かけてじっくり焼く。卵をフライパンに落としたらすぐに蓋をして蒸すこと。これ2つを守るだけでトゥルットゥルーの目玉焼きが完成する。
さらに美味しくする場合は穴あきレードル

さらに美味しくしたい方は、まず穴あきレードルの上に卵を割り落とす。白身には水分と卵白が混ざっており、そのままフライパンに入れると焼きムラができてしまう。穴あきレードルを使えば、水分だけが下に落ちて純粋無垢な卵黄と卵白だけが残る。先ほどと同じく弱火で蓋をして2分焼くと、最上級の目玉焼きができる。
テレビ番組でも取り上げられブームの予感

ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)がついに日本のテレビ番組で紹介。フジテレビの『世界シン定番メシ』

リポーターも目玉飛び出しそうな美味しさ。

さすが、ええこと言わはりますわ。

極真空手の先輩(同じ京都の道場に通ってました)も、さすがのコメント。ぜひ皆さんもモーゼの決壊を楽しんでください🎶
貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)

お待たせ。いきなり邪道のポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)。けど、これが美味しい。パスタには本場も邪道もない。美味しければ正義。正道会館。初めてポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)を作る方は、まずはこのやり方で。
貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)の材料

- Barilla(バリッラ)の1.4mm:100g
- ニンニク:2〜3片
- カラブリア産の唐辛子:1個
- 顆粒コンソメ:小さじ1
- 生卵:2個
- パルミジャーノ・レッジャーノ:テキトー
- 水:330cc
パスタは細麺がおすすめ。1.4mmのフェデリーニ。ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)はオイルパスタの一味なので、表面がツルツルしたテフロン加工の麺がいい。ここにパルミジャーノ・レッジャーノの援軍が加わる。最後にチーズの粉雪をレミオロメン顔負けに降らせよう。ポイントは愛しの卵。1つは目玉焼き、もう1つはスクランブルエッグにしてソースにする。卵のポテンシャルを最大限に引き出す。コンソメも使う。旨味のショートカット。マリカーでも羽とかキノコとかショートカットに使うっしょ?あれと同じ。使えるものは利用する。それがパスタ道。
貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)のレシピ
- 目玉焼き2個を作る
- にんにくと唐辛子をオリーブ油で炒める
- 水330ccにコンソメ小さじ1を入れて沸かす
- パスタ100gを入れ中火で5分煮る
- オリーブオイル、チーズをかける
- 目玉焼き一個入れ混ぜる
- 皿に盛って目玉焼きを乗せる
- チーズを削って大雪を降らす
最強ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)の作り方はリュウジさんのバズレシピ。コンソメを入れることに嫌悪感を覚えるシェフもいるだろうが、美味ければ官軍。男は黙ってコンソメパンチ。

チーズは粉ではなく、ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)を作るときに削ろう。風味がタイタニック号とイージス艦くらい違う。

目玉焼きを2個焼く。オリーブオイルを引いて強火で熱し、湯気が出てきたら極弱火(最弱)にシフトチェンジ。そこに目玉焼きを2個入れたら、すぐに蓋をして2分だけ加熱。すると写真のようにトゥルットゥルーの中川翔子の目玉焼きができる。片方は出汁にするので形の良いほうだけを残しておく。ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)は北斗神拳と同じく一子相伝。生き残れるのは1つだけ。

ニンニクをみじん切りにして唐辛子と一緒にフライパンで炒める。最初は強火でオリーブオイルがフツフツと温泉になってきたら弱火でじっくり炒める。火が強いとニンニクの香りがオリーブオイルに移らず焦げてしまうのでNG。じっくり待つことが美味しいポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)への方程式。

弱火で熱しつつ、ニンニクがボディビルダー色になれば火を止める。焼きムラはできるので、半分くらいボディビルダーがいればOK。あとは色白のガリ勉でもOK。ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)はムラの美学。

水330ccとコンソメを小さじ1入れる。このとき横着して水を入れすぎない。水はきっちり330cc測るか、面倒くさかったら少なめにして後で足す。多すぎると麺がフニャってしまい大惨事になる。ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)は軟弱ではいけない。

お湯が沸騰したらパスタを投入。フライパンの中でパスタを茹でるリゾッタータ。面倒くさかったら半分にボキッと折ってOK。火は強火のままでOK。表示時間より早く水分がなくなってきたら水を足す。少々、表示時間をオーバーしても大丈夫。WBCの延長タイブレークみたいなもん。余裕を見せよう。

水分がなくなってきたら、オリーブオイル大さじ1、チーズを入れてよーく混ぜる。鍋を振るのが楽しい。ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)の登頂ポイント。

オリーブオイルとチーズを混ぜたら目玉焼きの不恰好なほうを投入。美味しい出汁にして成仏させてあげる。ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)は美にうるさい。

皿に盛って目玉焼きを乗せる。チーズを切らしていたらオリーブオイルをかけて食べてもOK。半分、青いポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)もまた美味しからずや。

フィニッシュホールドにチーズの大雪を降らせる。オカダカズチカのレインメーカー。
ニンニクのパンチ、コンソメの出汁、目玉焼きの旨味が交互にデンプシーロールし、金持ち具材をアッパーカットする。レストランで見かけないのが不思議だ。

リュウジさんのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)は登山やキャンプでも作れるので、ぜひお試しを。ポイントめちゃアゲアゲです♪
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イタリア伝統の貧乏人パスタ(ポヴェレッロ)

南イタリアに伝わる、素朴で力強い一皿。チーズが手に入らない家庭では、パン粉でボリュームと旨味を補い、オリーブオイルが高価だった時代にはラードを使用していた。今もこのレシピは家庭の伝統として受け継がれている。
イタリアの貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)の材料

- パスタ:100g
- 卵:2個
- ニンニク:2片
- ラード:30g(大さじ2)
- パン粉:30g
ラードは豚の脂で、コクと甘みがありニンニクとの相性が抜群。具材が少ない分、ニンニクは多めに入れるとホクホクした食感が楽しめる。
イタリアの貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)のレシピ
- ニンニクは潰してラードで炒める
- ニンニクが色づき始めたら目玉焼きを作る
- 目玉焼きもニンニクも避けてパン粉を炒める
- パン粉が色づいたら塩を振って混ぜる
- パン粉を避けて、ニンニクを戻す
- 生卵を落としてスクランブルエッグにする
- 茹で汁を加えてフライパンの焦げをとる
- 茹でたパスタを和えてお皿に盛る
- 目玉焼き、パン粉をかけて完成

ニンニクは潰してラードで炒める(みじん切りやスライスでも可)。最初は強火、沸騰したら弱火にして香りをじっくりラードに移す。

ニンニクが色づき始めたら、同じフライパンで目玉焼きを焼く。ラードが多めだと卵が浮き、剥がれやすい。半熟に仕上げておくと、最後に黄身をパスタに絡めやすい。

目玉焼きとニンニクをフライパンの端に避け、空いたスペースでパン粉を弱〜中火で炒める。強火にすると一瞬の夏で焦げてしまう。

きつね色になったら塩を振り、全体に混ぜる。

ニンニクを戻して生卵を落とし、スクランブルエッグ状にする。

スクランブルエッグに茹で汁を加えて、かきたまスープにする。フライパンに焦げがあったら、このとき取る。それも旨みになる。

茹でたパスタを絡める。

目玉焼きを乗せ、パン粉をかけて完成。本場ではまかない料理の場合、お皿に盛らずにフライパンのまま食べる。

もちろん、お皿に盛っても美しい。貧しい時代を生き抜いた人々の知恵が詰まった「ポヴェレッロ」。派手な食材はなくても、香りと食感と旨味で十分に幸せになれる。一口食べれば、南イタリアのキッチンの温もりが、今の食卓にも広がる。
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簡単プロの貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)

お手軽料理を得意とするリュウジさんより簡単なポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)が存在する。中目黒にあるAudace (アウダーチェ)のレシピ。バターと混ぜて上に目玉焼きとチーズをまぶしただけのシンプルな目玉焼きパスタ。この貧乏人のパスタに白トリュフオイルをかけると一気にラグジュアリーに変身する。どこが貧乏人のパスタやねん。パスタ詐欺が潔い。
貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)の材料

- ガロファロ1.5mm:100g
- 卵 (目玉焼き):1個
- カルピス社のバター(有塩):20g
- パルミジャーノ・レッジャーノ:20g
- 黒胡椒:完全感覚Dreamer
パスタの味はバターと混ぜ合わせるだけ。アル・ブーロ(バターのパスタ)なので、良いものを使うほど美味しくなる。カルピス社の純白のバターがおすすめ。白トリュフオイルを最後にかけるのがアウダーチェ流。貧乏人から大富豪への宝くじ。
貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)のレシピ
- フライパンでバターを炒める
- 茹でたパスタを入れる
- 目玉焼きを乗せる
- 上からチーズをまぶす
- コショウをたっぷりかける
- 白トリュフオイルをかける

フライパンにバターを溶かす。

茹でたパスタを混ぜる。

皿に盛って目玉焼きを乗せ、チーズ、胡椒、白トリュフオイルをかけるだけ。誰でも作れるので、リュウジさんのパスタと食べ比べて欲しい。ポイントは目玉焼き。

卵を決壊させてモーセの十戒を愉しむ。
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トマトとパン粉の貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)

ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)のアレンジバージョン。ちょっと具材を多くして豪華に。全然、貧乏人じゃないが、それもネタのひとつ。
貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)の材料

- ガロファロ1.5mm:100g
- 全卵:1個(目玉焼き用)
- フルーツトマト:1個
- 青森県産のニンニク:2片
- カラブリア産の唐辛子:1個
- アンチョビ:1フィレ
- オレガノ:小さじ1
- パン粉:適量(完全感覚Dreamer)
一気に材料が増える。どこが貧乏人のパスタやねんというツッコミは野暮なのでご勘弁。アンチョビやオレガノが入ることでグッとイタリアの味に近づく。
具の味が強くなるので少しパスタは太めに。1.9mmでも良い。カリカリのパン粉の食感がサイコーなので、ここは省かないで欲しい。
貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)のレシピ
- ニンニクはミジン切り、トマトを4等分にカット
- ニンニク、唐辛子、アンチョビをオリーブで炒める
- ニンニクが色づいたらトマトを入れて炒める
- パスタが茹で上がる2分前に目玉焼きをつくる
- パスタをフライパンに入れて混ぜる
- オリーブオイルを回しかけ皿に盛る
- 目玉焼きのせてパン粉を好きなだけまぶす
- 最後にオレガノを少量、振りかけて完成
オレガノはお好みで無しでもOK。大事なのはパン粉。カリカリの食感が加わることでポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)は進化する。
月見ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)

贅沢な食材を使ったポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)を紹介してきたので、ここで原点回帰。ニンニク、卵、チーズだけの月見ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)。中秋の名月にぴったりな貧乏人のパスタ。
月見ポヴェレッロの材料

- マンチーニ1.8mm:100g
- 全卵:2個
- ニンニク:2片
- パルミジャーノ・レッジャーノ:お気に召すまま
マジでこれだけ。なのに味は最高。シンプル is ベスト、シンプル is ヤバい。パスタは細麺でも太麺でもお好みで。味が強烈なので、おすすめは太麺。2.2mmくらいでもいい。
月見ポヴェレッロのレシピ
- ニンニクをみじん切り
- 目玉焼きを作っておく
- ニンニクを炒める
- 茹で上がり3分前にパスタ汁を移す
- パスタをフライパンで茹でる
- 卵をパスタと混ぜる
- 皿に盛ってチーズの大雪を降らせる
レシピの参考はイタリア人シェフのマルコさん。今いちばん好きなパスタYouTuber。マルコさんはニンニクを刻まず取り出して捨てたが、貧乏人のパスタにはモッタイナイので、ちょっとレシピをアレンジしている。ニンニクを取り除くとパンチが弱い。

ニンニクをみじん切りにしたらパスタを茹で始め、目玉焼きの準備。マルコ流はオリーブオイルを引いてその上に塩ひとつまみを振る。普通の目玉焼きは焼いてから塩を振るが、オリーブオイルに塩をまぶしたほうが美味いらしい。

目玉焼きは、とにかく弱火で。丸いセルクルがある人は綺麗な丸ができるので利用しよう。無くても大丈夫。

卵が半熟になりかけたら蓋をして1分放置。これで綺麗な目玉焼きができる。

目玉焼きのあとは刻んだニンニクをオリーブオイルで炒める。最初は強火で、油が沸騰してシュワシュワのシュワーバーになったら極弱火に。オイルにニンニクを香りを移すことが目的なので超弱火でじっくり。

パスタは茹で上がる3分前になったら、茹で汁を100ccほどフライパンに移してパスタを茹でる。これがマルコ流。パスタが茹で汁を吸収して旨味が増す。

パスタを茹でたら火を止める。火を止めないと卵がスクランブルエッグに化けてしまうので注意。全卵をはって混ぜ混ぜ。魔法陣グルグル級にグルグル混ぜる。

こんな感じで全体に卵が混ざったら皿に瞬間移動する。

お皿に盛ったら目玉焼きを乗せて、大量のパルミジャーノを降らせる。旨味はニンニクと卵とチーズだけ。なのに最強パスタ。これがパスタの不思議。ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)万歳。
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鶏ささみ貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)

鶏のささみの旨味が効きまくったポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)。イケ麺レボリューション。長州力の名言を引用するなら「なにコラタコこら」の旨さ。マジで飛ぶ。
鶏ささみ貧乏人のパスタの材料

- バリラ1.6mm:100g
- ニンニク:1片
- 生卵:2個
- 鶏ささみ:3切れ(1切れでOK)
- ブイヨン:1個(鶏ガラor チキンコンソメ)
- 黒胡椒:たっぷり
- 削りチーズ:お気に召すまま
- 水:120ml(茹で汁でもOK)
パスタはなんでもOK。鶏ささみは1切れでOK。マルエツで一番安いのが3切れ260円だったので、一気に全部つかった。鶏ガラスープの素もチキンコンソメもなかったのでブイヨンで代用したが、どれでも美味しい。なんなら味の素や和風出汁の素でもOK。チーズもお好みでなんでもOK。できれば削るものがおすすめ。
鶏ささみ貧乏人のパスタのレシピ
材料や分量などは少し異なるが、参考にしたのはファビオさんのYouTube。完コピしたい方は動画を参考に。ファビオさんはチキンコンソメ、鶏ささみは1切れで作っている。
- ブイヨンを水で沸かし出汁を作る
- ガーリックチップスを作る
- 目玉焼きを1個つくる(塩、胡椒)
- 鶏ささみを全部焼く(塩、胡椒)
- スクランブルエッグを作る
- ブイヨンスープ、鶏ささみを混ぜる
- 鶏ささみをほぐして出汁をつくる
- 1分短く茹でたパスタを絡める
- オリーブオイルを回しかける
- 皿に盛って目玉焼き、ガーリックチップ
- 黒胡椒をヌートバーしてチーズを削る

水(茹で汁)120mlにブイヨンのキューブを入れて沸かしてブイヨンスープを作る。ひと煮立ちしたらOK。避けておく。
オリーブオイルでスライスしたニンニクを炒めてガーリックチップスを作る。ニンニクの香りをフュージョンしたオイルはそのままでガーリックチップスだけ避ける。

ニンニクの旨味が移ったオイルで目玉焼きを1個つくる。塩、胡椒する。コツは弱火でじっくり焼くこと。できたら目玉焼きも避ける。

鶏ささみを全部焼く。塩、胡椒する。しっかり中まで火が通るように焼く。完全に焼けたら避ける。ちなみに、これくらいからパスタを1分短く茹でると良い。

色んな旨味を吸収したオリーブオイルに卵を1個はって、ぐちゃぐちゃにかき混ぜ、スクランブルエッグを作る。

スクランブルエッグにブイヨンスープ、鶏ささみを混ぜる。

鶏ささみをほぐして、美味しい出汁をつくる。
1分短く茹でたパスタを絡める。出汁を吸収するまで1分くらい和える。

パスタが食べ頃になったら火を止めて、全体にオリーブオイルを回しかける。

皿に盛って目玉焼き、ガーリックチップを乗せる。黒胡椒をヌートバーしてチーズを削れば完成。マジで翔ぶ美味しさ。

赤ワインのピノ・ノワールや白ワインとも合う。
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からすみの貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)

ここまで来れば、貧乏人のパスタ詐欺もグウの音も出ない。高級食材からすみを使っちゃう。なんちゅう贅沢。大貧民が大富豪に早変わりする。
からすみ貧乏人パスタの材料

- マンチーニの2.2mm:100g
- からすみ:15g
- 目玉焼き用の全卵:1個
- 青森県産のニンニク:1片
- カラブリア産の唐辛子:1本
材料は超シンプル。ポイントは太麺のパスタを使うこと。カラスミの重力が悟空の修行した宇宙船なみなので、細麺だと完全に押し潰される。小倉シェフは1.9mmを使ったが、2.0mm以上のK点超えで挑んでほしい。
からすみ貧乏人のパスタのレシピ
- ニンニクをスライスに切る
- ニンニク、唐辛子をオリーブオイルで炒める
- ニンニクが色づいたら火を止める
- カラスミを削っておく
- パスタが茹で上がる2分前に目玉焼きをつくる
- フライパンの火をつけ茹で汁を50cc加える
- パスタをフライパンに入れて混ぜる
- 皿に盛って目玉焼きを乗せる
- からすみをまぶして完成

主役はカラスミなのでニンニクはみじん切りではなくスライス。

カラスミを削るのはマイクロプレーンが便利。

目玉焼きは弱火ですぐに蓋をする。これでトゥルットゥルーの目玉焼き。

パスタを投入する前に茹で汁を加える。カラスミが水分を魔人ブウのように吸収するので、パスタがシャバシャバになるくらいでOK。あとはカラスミをかければ、びっくりするほど美味しいポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)になる。
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和風ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)

和風ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)はもはやイタリアンではなく無国籍。和風に不法入国させてもらう。けど、これが超美味しいからイタリア人も顔負け。ぜひイタリア人にも作って欲しい。侍ジャパンのような力強さ。
和風ポヴェレッロの材料

- ダルクオーレ1.7mm:100g
- 卵(目玉焼き用):2個
- 麺つゆ(3倍濃縮):大さじ1と半分
- 塩昆布:ひとつまみ(10gくらい)
- 無塩バター:15g
ニンニクを使わないポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)のレシピ。パスタは和風の出汁を受け止めるため、細麺よりは中太麺よりがおすすめ。麺つゆは何倍濃縮でもOK。考案者の鳥羽シェフは5倍濃縮だったけど、3倍で十分美味しいい。本当なら、ここに削ったチーズを加える予定が、ちょうど切らしてしまっていたので、代わりにならないがオリーブオイルを使った。本当ならグラナパダーノかパルミジャーノを用意して欲しい。
和風ポヴェレッロのレシピ
- ボウルに麺つゆ、塩昆布、バターを入れる
- パスタを茹ではじめる
- 目玉焼きを2個作る(ポイントあり)
- 片方の目玉焼きを裏返す
- 目玉焼きをボウルに入れる
- 茹でたパスタをボウルに入れる
- 皿に盛ってチーズ(オリーブオイル)をかける

ボウルに麺つゆ、塩昆布、バターを入れる。

目玉焼きにポイントあり。まずは普通に2つ卵を入れて弱火で蓋をする。

卵の周りがカリカリになってきたら、片方の目玉焼きを裏返し、水を小さじ1ほど入れて再び蓋をする。ターナーを使うと便利。

30秒ほどでピンクの目玉焼きができる。今回の和風ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)はピンク色がテーマ。ピンクレディのUFOを作る。

裏返したほうの目玉焼きをボウルに入れて、茹でたパスタと混ぜる。

出汁がパスタと絡むようによく混ぜる。このときパスタが冷めてしまうので、できれば茹でたパスタ鍋の上で蒸気を利用して湯煎しながら混ぜるのがおすすめ。

今回はチーズが無かったけど、できればチーズを削って桜吹雪を舞おう。
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電子レンジの貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)

電子レンジで作るポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)。ただし、美味しくするためにフライパンも使う。茹で汁がもったいない、パスタ鍋を洗うのが面倒くさい方へ。
電子レンジ貧乏人のパスタの材料

- バリラ1.4mm:100g
- ニンニク:2片
- 顆粒コンソメ:小さじ2
- 全卵:2個
- グラナ・パダーノ:適量
- ブロックベーコン:30g(無くて可)
- 水:250cc
パスタは何でも良い。早いので1.4mmがおすすめ。塩を3つまみしておく。顆粒コンソメはウェイパーや鳥ガラスープなど他の出しの素でもOK。ブロックベーコンは冷蔵庫に余っていただけで、無くてOK。耐熱容器に入らなかったらパスタを半分にバキッと折って入れる。
電子レンジ貧乏人パスタのレシピ
- ニンニクを粗みじん切り
- にんにく、ベーコンを炒める
- 全卵1個をグチャグチャに混ぜる
- 水、コンソメを沸かして出汁を作る
- 耐熱容器にパスタ、塩、出汁を入れる
- 600Wで7分間(プラス3分)レンチン
- その間に目玉焼きを作っておく
- レンチンしたパスタにチーズを削る
- 皿に盛って目玉焼きを乗せる
- オリーブオイル、チーズを削って完成

ニンニクはみじん切り、ベーコンはテキトーに切る。

オリーブオイルを引いてニンニク、ベーコンを炒める。最初は強火、オイルが沸騰したら弱火でじっくり色気を出す。

ベーコンに焼き色がついてニンニクの色気がフワッと立ったら全裸監督の卵をはってグチャグチャに混ぜる。スクランブルエッグみたいになってもOK。

水250cc、コンソメ小さじ2を入れて沸かす。

パスタを入れた耐熱容器に出汁を入れる。パスタ用の耐熱容器がなければグラップラー刃牙っと半分に追ってパスタを入れる。電子レンジで600w、プラス3分でレンチン。バリラの1.4mmであれば5分茹でなので7分。

その間に先ほどのフライパンで目玉焼きを作っておく。オイルを熱してから弱火で2分。

レンチンしたパスタにチーズを削って混ぜる。水分が残っても大丈夫。超おいしい出汁なので、汁だくポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)にする。

お皿に盛って目玉焼きを乗せてチーズを削ってオリーブオイルをかける。
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冷やし貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)

ニンニクも唐辛子も使わない冷やし貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)。リュウジさんが考案した夏の「貧乏人のそうめん」をパスタにしたもの。
リュウジさんのバズレシピの中でもトップクラスの美味しさ。「目玉が飛び出るほど美味しい」という誇張表現があるが、本当にビックリする。
冷やし貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)の材料

- カペッリーニ:100g
- 生卵:2個
- オリーブオイル:大さじ1
- 白だし:大さじ1
- 黒胡椒:たっぷり(15カリカリくらい)
- 粉チーズ:適量
- 乾燥パセリ:適量
- タバスコ:味変(なくてOK)
カッペリーニがない場合は1.4mmのフェデリーニなど細麺でOK。タバスコや乾燥パセリ、チーズなどは仕上げなので、無くても美味しい。重要なのは白だし、卵の旨味。この2つが4番でエースみたいな一人相撲をしてくれる。
冷やし貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)のレシピ
- 目玉焼き2個を作る(半熟と両面焼き)
- 両面焼きをボウル、半熟は仕上げて避ける
- ボウルに白だし、オリーブオイル、塩、胡椒を混ぜる
- 冷蔵庫、冷凍庫で冷やしておく
- パスタを茹で、流水や氷で締める
- ボウルの出汁とパスタを和える
- 皿に盛って、目玉焼きを乗せる
- 粉チーズ、乾燥パセリ、オリーブオイル
- 味変でタバスコをかける

フライパンにオリーブオイルを引いて強火で熱する。オイルが温まったら卵を2つはって弱火にする。1つは仕上げの半熟、1つは出汁にするので両面を焼く。
半熟にしたほうは最後にパスタに乗せるので、避けておく。フライパンに置いたままだと、どんどん熱が入って固まってしまう。

両面焼きにした目玉焼きをボウルに入れ、白だし大さじ1、オリーブオイル大さじ1、塩ひとまみ、黒胡椒をたっぷり混ぜる。今回、冷やしパスタなので、麺の表面の塩分が洗い流されるので、出汁は濃いほうが良い。できれば冷蔵庫、冷凍庫で冷やしておくが、常温でもOK。

ここからパスタを茹でて、流水や氷で締める。

麺をボウルに移動して、よく混ぜる。味見をして薄ければ塩を足す。タバスコが大好きなチリ・マッドネスがいたら、この時点で振り掛けてもいい。

パスタを皿に盛って、目玉焼きを乗せる。仕上げの粉チーズ、乾燥パセリ、オリーブオイルを回しかける。

味変でタバスコをかける。タバスコなしでも十分過ぎるくらい美味しい。
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【中華風】貧乏人のパスタ(ポヴェレッロ)

中華出汁と豆板醤を使った中華風の貧乏人パスタ(ポヴェレッロ)。旨味が梁山泊に集結したような水滸伝の貧乏人パスタ。
【中華風】貧乏人のパスタの材料

- バリラ1.6mm:100g
- 全卵:2個
- ニンニク:1〜2片
- 中華出汁:中さじ2(10ml)
- 水:100ml
- 豆板醤:小さじ2
- 粉チーズ:仕上げ
中華出汁は、ウェイパーやソウミシャンタンなど、なんでもOK。
【中華風】貧乏人のパスタのレシピ

- ニンニクをみじん切り
- 目玉焼きを作る
- ニンニク、豆板醤を炒める
- 中華出汁に水を加えて煮る
- 茹で上がり3分前にパスタをフライパンで茹でる
- 火を止めて全卵をパスタと混ぜる
- 皿に盛ってチーズの大雪を降らせる

ニンニクをみじん切りにしたらパスタを茹で始め、目玉焼きを作る。目玉焼きはく弱火で。

目玉焼きを避けて、刻んだニンニクと豆板醤をオリーブオイルで炒める。最初は強火で、油が沸騰してシュワシュワになったら極弱火に。オイルに香りを移す。

ニンニクの香りが立ったら、水100mlと中華出汁10mlを入れて沸かす。

パスタは茹で上がる3分前になったらフライパンに移して茹でる。中華出汁をパスタが吸収して旨味が増す。

パスタを茹でたら火を止める。全卵をはって混ぜ混ぜ、グルグルにグルグル混ぜる。

こんな感じで全体に卵が混ざったら皿に移動する。

お皿に盛ったら目玉焼きを乗せて、大量のチーズを降らせる。好みで黒胡椒をヌートバーしても美味しい。
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貧乏人のパスタと呼ばれるのは、チーズと卵だけではない。玉ねぎ、パン粉、長ネギなど少ない食材を使ったパスタも「貧乏人のスパゲティ」と呼ばれる。
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最後までご覧いただき、あリガトーニ。