基本のペペロンチーノに焼いたベーコン3枚を乗せるだけ。『ハウルの動く城』に出てくるベーコン目玉焼きの迫力。しかし、桜木花道の脳天ダンクの衝撃が待っている。パスタ専門店『あるでん亭』のパスタを、お馴染み鳥羽周作シェフが再現したレシピ。
あるでん亭のアリオ オリオ ベーコン添え
あるでん亭のメニュー名は『アリオ オリオ ベーコン添え』。注文すると「パンチェッタ ノルマーレ」と厨房にオーダー。1,530円。普通のペペロンチーノが980円なのでベーコンだけで500円近くする。そもそもペペロンチーノが結構オイリーなので、ベーコンの脂も混ざって、かなりツユダク。ギットギトのオイルまみれが好きな人におすすめ。
ベーコンのペペロンチーノの材料
ベーコンはイタリア人が滅多に食べない(パンチェッタかグアンチャーレのどっちか)ので、よくぞ日本人に生まれけり。藻塩は無くてOK。広島に旅行した自分へのお土産なんで。重要なのはイタリアンパセリ。ベーコンもペペロンチーノも超曲者のクセ強。イタリアンパセリが間に入って喧嘩を仲裁。薩長同盟の坂本龍馬のようなもの。飾りじゃないのよパセリはby中森明菜。
ベーコンのペペロンチーノのレシピ
- ベーコンを3つスライス
- イタパセをみじん切り
- ベーコンをカリカリに焼く
- 潰したニンニクを炒める
- ニンニクが色づいたら唐辛子
- イタパセの茎、茹で汁を入れる
- 茹でたパスタを混ぜる
- イタパセの葉、オリーブオイル
- 藻塩を足して味を整える
- 皿に盛ってベーコンを乗せる
鳥羽シェフは2つフライパンを用意したので、ちょっとやり方が違う。我が家はパスタを茹でるIHと、具材を炒めるガスコンロの2つしかないので。材料も少し違うので、鳥羽シェフ完コピ派は動画を見てください。
ベーコンを厚めに3つスライスする。まあまあ楽しい。
ニンニクは潰すだけ。スラムダンクの「左手は添えるだけ」と同じ。イタリアンパセリは茎と葉に分けて刻む。
ベーコンをオリーブオイルでカリカリに炒める。
もっとカリカリ梅でもよし。焼けたら一旦お休み。このとき焦げも余った油も残しておく。旨味なので絶対に捨てない。
ベーコンを焼いた油にオリーブオイルを足して潰したニンニクを炒める。最初は強火、シュワシュワしたら弱火でじっくり炒める。オリーブオイルは多めに。
ニンニクが色づいたらカラブリア唐辛子を入れる。
イタリアンパセリの茎、茹で汁をお玉一杯(50cc)を入れる。
茹でたパスタをよく混ぜる。
イタリアンパセリの葉を入れて、味見をして塩を足す。火を止めてオリーブオイルを回しかける。
お皿に盛ってベーコンを乗せて完成。桜木花道の脳天ダンク。三浦台高校の村雨にくらわせた品のある脳天ダンク。ご堪能あれ。
巨大ベーコンのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの道具
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最後までご覧いただき、あリガトーニ。