カリフラワーやブロッコリーなど固い野菜をコトコト煮るものを「くたくた野菜」と言う。ほうれん草が余っていたので、ペペロンチーノにしてみるかと思ったら大成功の成功のトラ・トラ・トラだった。ベーコンと合わせてバターでソテーするのが一般的だが、ペペロンチーノでも試して欲しい。ほうれん草はイタリア語で「スピナーチョ(spinacio)」と呼ばれる。
ほうれん草(くたくた野菜)ペペロンチーノの材料・食材
レシピの参考にした小倉シェフはブロッコリーやカリフラワーも使っていたが、今回ほうれん草のみ。一菜入魂。ストレートのみで勝負する藤川球児のようなパスタ。スパゲッティはガロファロの1.5mmがおすすめ。茹で時間が6分なので今回のパスタと相性よし。カラブリア産の唐辛子は1個と控えめにしたが、チリ・マッドネスの方は2個に増やしてもOK。最後にかけるペペロンチーノは油パスタなので、オリーブオイルはお気に入りを使ってほしい。ほうれん草のグリーンに映えるのはカネナのビオディナミ ・アルベキーナ種。
ペペロンチーノは味の決め手。パスタをコーティングするので最初に感じる味。人間も第一印象が9割と言われるように、オリーブオイルによって最初に「うまい!」と言えるかが裁判される。顔につける化粧品と同じである。特にパスタは口に入るものなので、良い化粧品(オリーブオイル)を使いたい。
ほうれん草(くたくた野菜)ペペロンチーノのレシピ
- ほうれん草を軸と葉の部分に切り分ける
- 葉はざく切り、軸は食べやすい大きさに
- ニンニクは潰してフライパンに入れる
- パスタと一緒にほうれん草の軸を鍋に投入
- 残り3分になったら葉もパスタ鍋に入れる
- アンチョビ、唐辛子をフライパンに加える
- パスタ、ほうれん草をフライパンに混ぜる
- 火を止めてオリーブオイルを回しかける
- お皿に盛りオリーブオイルをかけて完成
ペペロンチーノなのに割と細けえなと思っただろう。硬い部分と柔らかい部分がある「くたくた野菜」ならでは。手間のかかる子ほど可愛いもの。手際の良さが試され腕がなる。ガロファロの1.5mmが6分茹でなのでちょうどいい。
ほうれん草の底の軸の部分は切り落とさない。捨ててしまう人もいるが、ほうれん草の甘みと旨みが最も強い部分なので必ず使うこと。
ほうれん草の軸はパスタと一緒に茹でる。
野菜の旨みを強調するためニンニクはアッシェ(みじん切り)ではなく背を潰すだけ。
最初は強火で、シュワシュワ沸騰したら弱火に落とす。色づいたらフォークかトングで潰す。
アンチョビ、唐辛子をフライパンに加える。
パスタの茹で時間が残り3分になったら、ほうれん草の葉もパスタ鍋に投入。
茹でたパスタ、ほうれん草をフライパンに混ぜる。ショートパスタになっているのは気にしない。後日、写真を撮り直したから。
お皿に盛ってオリーブオイルを回しかけて完成。ペペロンチーノ選手権があれば出品したい美味🎶
ショートパスタで作っても美味しいので、二刀流で戦って欲しい。
チーズの雪を降らすとロマンスの神様。
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最後までご覧いただき、あリガトーニ。