疲れてるけど、しっかり美味しいものが食べたい。そんなジレンマを一発で解決してくれるのが、 鳥羽周作シェフ考案「めんつゆバターチーズのワンパンパスタ」。
フライパンひとつ、たった10分で完成。 めんつゆのコク、バターのまろやかさ、チーズの濃厚な旨味が、魔法のようにパスタに絡みつく。
「パスタってこんなに旨くなるのか…!」と驚く衝撃の一皿。パスタに対するリスペクトが生まれる。史上最強の簡単パスタを体感しよう。
麺つゆの旨さの秘訣と歴史
なんで、こんなに、うまいのか〜よ〜♪」と大泉逸郎『孫』の替え歌を口ずさむ魔法の調味料。麺つゆは、醤油、出汁、みりん、砂糖が絶妙に組み合わさった旨味のオールスター。すでに江戸時代から蕎麦つゆとして使われ、日本の食卓には欠かせない存在。
ただし、一口に麺つゆと言ってもメーカーによって味や濃さは全然違う。
今回のパスタでは 3倍濃縮を使用。〇〇倍濃縮とは、そのまま「味の濃さ」のこと。つまり、2倍より3倍の方が濃い。「旨味爆弾」の麺つゆを使えば、一瞬で和の極上パスタ に大変身する。
めんつゆチーズのワンパンパスタの材料
- ダルクオーレ1.7mm:100g
- 麺つゆ:45ml(大さじ3)
- バター:15g
- グラナ・パダーノ:20g
- 水:400ml
- 塩:3つまみ
パスタはバリラの1.6mmパスタでもOK。 そのときは水350mlくらい を目安に。
「麺つゆ、多すぎじゃない?」と疑うなかれ。むしろ、 もっと入れてもいいくらい。峰不二子に騙されたと思って、たっぷり注いでみてほしい。麺つゆの奥深いコクと甘みがパスタに絡みつく至福の味に変わる。
絶対に欠かせないのがバター。鳥羽シェフは「バターなしでもOK」と言っていたが、ここは断言する。バターは必須。 良質なバターを使えば、風味の格が一気に上がる。まさに旨味の界王拳。バターやチーズの分量? そんなの気にするな。高田純次ばりにテキトーでOK。 たっぷり入れれば、パスタはもっと美味しくなる。
めんつゆチーズのワンパンパスタのレシピ
- 水、麺つゆ、塩を沸かしてパスタを茹でる
- バターを加えてグルグル混ぜる
- 火を止めてチーズを加えて混ぜる
- 皿に盛って追いチーズで完成
たったこれだけ。なのに、口に入れた瞬間「これ、本当に家で作ったの!?」と驚くほどの味になる。パスタ・ビアンカ(オリーブオイルとチーズだけのシンプルパスタ)と同じ発想で、極限まで旨味を引き出す。
ワンパンパスタを作ったことがある人なら、フライパンに麺がくっついてイライラした経験があるはず。 ゴムヘラでは取りきれず、まるで『イライラ棒』状態に…。そんなストレスを解消するのが ANEXのピンセット
繊細な細麺でもしっかり混ぜられ、大きなトングよりも扱いやすい。これ、一生モノのキッチンツール。
シンプルだからこそ、作り方にコツあり
水400mlに、麺つゆ45ml(大さじ3)、塩3つまみ。 これを沸かしてパスタを茹でる。ここでのポイントは、最初に水を入れすぎないこと。 少なければ後から足せばいい。リゾットのようにじっくり水分を吸わせる「リゾッタータ」方式がベスト。
茹で時間を過ぎても、シャバシャバしていてOK。まだ火を通すので大丈夫。茹で上がったら、バターを豪快に投入して全体に絡める。
火を止めたら、すかさずチーズを削って魔法陣グルグルで混ぜる。 チーズがダマにならず、トロっとした理想的な仕上がりに。
仕上げに追いチーズを豪快に。バターのコーティング、チーズのコク、麺つゆの旨味が絡み合い、パスタが 黄金の輝きを放つ。
一口食べたら、「えっ!? これ店レベルじゃん…」と驚くはず。たった一つのフライパンでここまでできるとは。騙されたと思って試してほしい。いや、騙されてみてほしい。
めんつゆバターチーズのワンパンパスタの食材・道具
鳥羽シェフのパスタ特集
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そのほか鳥羽周作シェフのパスタ
パスタは道具にこだわるほど美味しくなる
最後までご覧いただき、あリガトーニ。