夏を彩る和風パスタといえば「大葉」である。別名・青紫蘇。中国原産の植物は和風パスタに欠かせない代名詞となった。この奇跡の葉っぱはバジルにもなる。千の顔を持つ男ミル・マスカラスも顔負けの大変身。ぜひ、こちらも食べて欲しい。
今回は変化球ではなく、清涼感たっぷり、ど直球の大葉のパスタを紹介する。大場久美子にも食べて欲しい。
大葉と紫蘇の違い
日本語はなんと紛らわしいのか、「大葉」それとも「紫蘇」かややこしい。厳密にいうと、大葉は「青紫蘇」であり、赤紫色の「赤紫蘇」もある。味が全然ちゃう。もともと大葉は中国原産で、縄文時代には日本にあった。歴史は古い。
大葉のガーリック醤油バターのパスタ
まずは清涼感をアピールしまくった大葉の和風パスタ。速水もこみち師匠の考案で本来の名前は「大葉かパスタ」という。
大葉の醤油バターのパスタの材料
- バリラ1.6mm:100g以上
- 大葉:20枚以上
- 醤油:大さじ1
- 青森県産のニンニク:1片
- カルピス社のバター:大さじ1
- 白ゴマ:たっぷりプリプリ
- 黒胡椒:ヌートバーくらい
- レモン汁:たっぷりプリプリ
パスタはなんでもOK。細麺でも太麺でもイケ麺であればよし。大葉は20枚以上。多すぎじゃね?と思ったけど、むしろ30枚でもいいくらい。重要なアクセントとなるレモンは、できれば国産のレモンで皮も削ると良し。まいばすけっとに売ってなかったのでポッカレモンに逃げた。ニンニクはせっかくの和風パスタなので国産で行こう。
大葉の醤油バターのパスタのレシピ
- ニンニクをみじん切り
- 大葉を丸めて細切り
- 油でニンニクを炒める
- バター、胡椒、醤油を入れる
- 茹でたパスタと白ゴマを投入
- 皿にもって大葉、レモンをかける
レシピは速水もこみち師匠。もこにゃんはサラダ油を使ったが、オリーブオイルでOK。
まずはニンニクを超細かく切り、大葉久美子を丸めて細く切る。写真よりもっと細く、細いほど正義。包丁、まな板、フライパンは速水もこみち師匠のプロデュース。
ニンニクをサラダ油かオリーブオイルで炒める。最初は強火で、沸騰したら極弱火に戻す。パスタも茹ではじめる。
ニンニクの色が変わる前にバター投入。大さじ1が目安だけど、もっと多くてもいい。
すかさず醤油を大さじ1投入し、バター醤油に。コショウもたっぷり入れる。
パスタが茹で上がったら混ぜる。汁気が少なければ茹で汁を入れる。そして白ゴマも入れてよ〜く混ぜる。
お皿に盛ったら大葉をかぶせ、レモン汁をたっぷりかける。
↓↓大葉のパスタの食材↓↓
大葉と豚バラの和風パスタ
豚バラはちょっと値段が高いけど贅沢してみよう。至高の大葉パスタが待っている。ちなみに豚バラはカレーの材料として木の葉にて最強。
カレーパスタも作ってほしい。
大葉と豚バラの和風パスタの材料
ポイントは白ワインビネガー。あっさり爽やかが好きな人は多めに、コッテリが好きな人は無くてもいい。
大葉と豚バラ和風パスタのレシピ
- ニンニクをスライス青葉を丸めて刻む
- 豚バラ肉は手でちぎる
- ニンニクと唐辛子をオイルで炒める
- 豚バラ肉を入れる
- 青葉を半分入れる
- 白ワインビネガーを入れる
- 茹でたパスタを入れる
- 皿に盛って残りの大葉を盛り付ける
ニンニクはスライス、青葉は丸めて細く切る。豚バラは手でちぎると良い。包丁でもOK。
ニンニクと唐辛子をオリーブオイルで炒める。最初は強火で、沸騰したら極弱火に。
ニンニクが色づき始めたら豚バラ肉を入れる。
肉に火が通ったら大葉を半分だけ入れる。
白ワインビネガーを大さじ1入れる。量はお好みで。
茹でたパスタを入れる。
お皿に盛って残りの青葉を盛れば完成。
大葉と椎茸の和風パスタ(ワンパン)
続いてはキノコとコラボした和風パスタ。キノコの旨味と大葉の清涼感があれば、どんなに暑い夏も逃げていく。
大葉と椎茸の和風パスタの材料
- バリラ1.4mm:100g
- 大葉:10枚
- 椎茸:60g以上
- カルピス社のバター:10g
- 醤油:大さじ1
- 料理酒:大さじ1
- 味の素:6振り
- 水:320g
レシピの考案者のリュウジさんとは色々違う。リュウジさんは大葉5枚だったが、もっと多いほうがいい。また鰹節は切らしていたので使っていない。味の素もハイミーを使っていたが、そんなん無いので味の素で代用。本家のレシピがいい方は動画を参考に。
大葉と椎茸の和風パスタのレシピ
- 椎茸をスライス、大葉は丸めて切る
- 椎茸をオリーブオイルで炒める
- 水、醤油、味の素、料理酒を入れる
- パスタを5分間茹でる
- バターと醤油を入れて混ぜる
- お皿に盛って大葉をかぶせる
椎茸はスライスにし、大葉は丸めてきる。椎茸は根っこの部分も旨味が詰まっているので捨てずに細かく切る。
フライパンにオリーブオイルを引いて椎茸を炒める。このとき、全体に塩をまぶして水分を早く追い出す。塩の旨味も加わる。
椎茸に焼き色がついて水分が抜けてシナッとしたら水320ccを入れる。
料理酒を大さじ1、醤油を小さじ1、味の素を6振り入れてわかす。
お湯が沸騰したらパスタを入れて強火のまま煮る。水分が早く無くなったら足せばいい。最初から入れすぎるとパスタがシャバシャバになりキレがなくなるのでNG。
水分がなくったらバターと醤油を小さじ2入れる。
皿に盛って大葉を振りかけて完成。
大葉の和風パスタ(ズッキーニ)
一番好きな野菜はズッキーニ。ズッキーニがあればなんでもできる。1、2、3、ズッキーニ。猪木さんに捧げる大葉の和風パスタ。
大葉の和風パスタ(ズッキーニ)の材料
- バリラ1.6mm:100g以上
- 大葉:10枚
- ズッキーニ:1本
- 黒胡椒:ヌートバーくらい
- レモン汁:たっぷりプリプリ
- パルミジャーノ・レッジャーノ:お気に召すまま
レシピの考案者である青池さんはズッキーニを半分にした。多いほうがいいので1本使った。ズッキーニなんか、こんなん何本あってもいいですからね。パスタは太麺でも細麺で自由行動。修学旅行のノリで作ってください。
大葉の和風パスタ(ズッキーニ)のレシピ
- ズッキーニを輪切り
- ズッキーニに塩を振っておく
- 大葉の半分を細切り
- ズッキーニをオイルで炒める
- 両面焼いたら大葉をちぎる
- 茹でたパスタを入れる
- 火を止めてチーズを削る
- お皿に盛ってレモン汁をかける
ズッキーニを輪切りにして片面に塩を振る。汗をかかせて水分を飛ばす(5分くらい)。大葉の半分は細切り、もう半分はちぎるので放置プレー。
オリーブオイルを引いて両面を焼く。10分くらいかかるので、パスタは焼いている途中から茹でる。
ズッキーニがこんがり焼けてきたらバジルをちぎって焼く。
茹でたパスタを入れてよ〜く混ぜる。
火を止めてチーズを削る。再び混ぜる。
お皿に盛ってレモン汁をたっぷりかける。
大葉とツナ缶の冷製パスタ
速水もこみち師匠のレシピを参考にリュウジさんが模倣したレシピを参考にした大葉とツナ缶の冷製パスタ。超簡単。夏の暑い朝ごはんに最高。
大葉とツナ缶の冷製パスタの材料
- カペッリーニ:100g
- 大葉:10〜20枚
- ツナ缶:1缶
- 砂糖:小さじ1
- マヨネーズ:大さじ2
- 醤油:大さじ1
- レモン汁:小さじ1
- 味の素:3振り
リュウジさんは麺は1.4mm、ツナ缶は半分、調味料の分量も少ない。
大葉とツナ缶の冷製パスタのレシピ
- 大葉を丸めて細切りにする
- ツナ缶、砂糖、マヨ、醤油、レモン汁、味の素を混ぜる
- 茹でて冷やしたパスタと混ぜる
- 皿に盛って大葉を全部のせる
- 味変でタバスコをかける
パスタを茹でている間に大葉を丸めて細切りにする。
ツナ缶1つ、砂糖を小さじ1、マヨネーズを大さじ2、醤油を大さじ1、レモン汁を小さじ1、味の素を3振り混ぜる。
茹でたパスタを冷水、もしくは氷水でしめる。
先ほどのボウルに入れてよく混ぜる。
皿に盛って大葉を全部のせる。味変でタバスコをかけてもOK。
最後までご覧いただき、あリガトーニ。