パスタの聖書

パスタのレシピ、文化を公開。家庭料理で唯一プロの味を超えられるのがパスタ。

ボスカイオーラ(ワンパン)〜余りキノコで一番うまい答え、森の料理は、だいたい正しい

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キノコが余ったとき、とりあえず炒める。それも悪くないけれど、パスタにしてしまうのが一番うまい。

にんにくと唐辛子、オリーブオイル。そこに、冷蔵庫に残ったキノコを放り込むだけ。フライパンひとつ、洗い物も最小限。

キノコのパスタは、イタリアではボスカイオーラ(Boscaiola)と呼ばれる。意味は「木こり風」。森で採ったキノコを、その場で料理したのが始まりだと言われている。

だからこのパスタは、具材はラフでいい、作り方も大雑把でいい、でも、香りと旨味だけは本気。

冷蔵庫の余り物でも、「今日はボスカイオーラを作ろう」と言い換えるだけで、少し気分が上がる。

ボスカイオーラ(ワンパン)の材料

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  • 1.6mmのパスタ:150g
  • 舞茸:100g
  • エリンギ:100g
  • にんにく:2片
  • カラブリア唐辛子:1本
  • オリーブオイル:大さじ2
  • 水:640cc
  • 塩:小さじ1
  • 味の素:10振り
  • 乾燥パセリ:仕上げ

キノコ類はなんでもOK。椎茸でもシメジでもいい。ただし、エリンギが最も肉肉しく食感が楽しめるのでおすすめ。

この材料は最もあっさり味なので、最後にバターを15gほどパスタに混ぜると旨味が増す。麺つゆを足してもいい。

ボスカイオーラ(ワンパン)の作り方

  1. ニンニクをみじん切り、エリンギを縦にスライス
  2. オリーブオイル大さじ2でニンニクを炒める
  3. 唐辛子、エリンギ、しめじを入れる
  4. 水640cc、塩を小さじ1、味の素10振り
  5. パスタを表示時間どおり茹でる
  6. 火を止めてオリーブオイルを回しかける
  7. お皿に盛って乾燥パセリをかけて完成

美味しくするポイントは、キノコは「焼きすぎる寸前」まで焼く。

キノコから水分が抜け、フライパンに焼き色が残りはじめたところがベスト。ここで旨味が一気に凝縮し、パスタ全体の味が決まる。

本来なら麺は別茹でのほうが完成度は上がる。でも、これはワンパン。手軽さと満足感のバランスを、ちゃんと取った作り方だ。

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にんにくをみじん切り、エリンギは縦にスライス。フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくを弱め中火で炒める。

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ニンニクの香りがしっかり立ったら、唐辛子、キノコ類を入れてしっかり焼く。

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写真は最低限の焼き具合。本当はもっと焼いて、水分を飛ばす。全体が茶色くなるまで炒めるのがベスト。今回はワンパンで水分が入るので、これくらいで勘弁。

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水640cc、塩小さじ1、味の素10振りを加える。沸いたらパスタを入れ、表示時間どおり茹でる。パスタが茹で上がったら必ず味見。物足りなければ、塩かバターか麺つゆを加えるといい。

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皿に盛り、乾燥パセリを振って完成。エリンギは噛むほどに肉感があり、舞茸はソースに溶けて旨味を作る。油っこさはなく、軽いのに物足りなさもない。静かにうまい。食べ終わったあと、また作りたくなるタイプのパスタ。

冷蔵庫整理のはずが、「今日はこれで正解だったな」と思わせてくれる一皿。

 
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パスタは道具や調味料にこだわれれば激変する

最後までご覧いただき、あリガトーニ。