九条ネギとパンチェッタが余ってしまった。1年に1回そういうときがある。余った材料をパスタにするときはペペロンチーノに願いを。京野菜とアモーレのセッション。
九条ネギと葱
スーパーでネギコーナーに行くと、つい九条ネギに手が伸びてしまう。元々は京都市南区の九条あたりで栽培されたことから、その名を冠した。今では京都ネギを「九条ネギ」、白ネギを「東京ネギ」と呼ぶ。他に有名な埼玉の深谷ネギ、下仁田ネギは「長ネギ」、京都の九条ネギは「葉ネギ」に分類される。歯ごたえと甘味が強く普通のネギよりクセがなく食べやすい。旬は冬で、春は葉も風味も柔らか、夏から秋は辛味が強い。長ネギのパスタと比べてみてほしい。
九条ネギとパンチェッタのペペロンチーノの材料
パスタはなんでもいいがペペロンチーノなのでツルツルのテフロン加工がおすすめ。醤油は無しでもOK。パンチェッタはベーコンでもいい。
九条ネギとパンチェッタのペペロンチーノのレシピ
- ニンニクをみじん切りにする
- パンチェッタを炒める
- ニンニク、唐辛子を炒める
- 九条ネギを半分くらい入れる
- パスタ、醤油を入れる
- 皿に盛って九条ネギをかける
フライパンはテフロンがおすすめ。アルミパンだとパンチェッタの焦げがキツい。
少量のオリーブオイルを引いてパンチェッタを弱火で炒める。カリカリ梅にするのではなく、パンチェッタの汗(脂)を出すことが目的。フランス料理で「シュエ」と言う。
パンチェッタから、、たっぷり脂が出たら窓際に異動してもらい、ニンニクと唐辛子を炒める。
ニンニクがボディビルダー色になったら九条ネギを炒める。今日も元気だ、焦がしネギが美味い。パンチェッタの焦げがフライパンにこびり付いていたら茹で汁を少し入れてこそぎ取る。焦げは旨味なので逃さない。
茹でたパスタを入れて醤油を小さじ1入れて混ぜる。
お皿に盛って残りの九条ネギを振りかける。京野菜の幸を降らせる。
最後までご覧いただき、あリガトーニ。