パスタの聖書

パスタのレシピ、文化を公開。家庭料理で唯一プロの味を超えられるのがパスタ。

2026-03-01から1ヶ月間の記事一覧

永谷園のお茶漬けパスタ〜禁断合体、悪魔崇拝どころじゃない概念が死ぬ旨さ

巷では味の素をパスタに使うのは邪道だとか、コンソメを使うのは悪魔崇拝だとか不毛なイデオロギー闘争が行われている。そんな紛争に終止符を打つ調味料どころの騒ぎじゃないパスタ。旨ければ正義。調味料こだわり派の概念をぶっこわそう。やばたにえんのパ…

焦がしウインナーのペペロンチーノ〜「焼き」がすべてを決める、ジャンクなのに完成度が高すぎる一皿

ペペロンチーノはシンプルな料理。だからこそ、差が出る。 この一皿の主役はウインナー。ただ入れるだけではなく、しっかり“焦がす”。 それだけで、味は一段跳ねる。 このパスタが美味しくなる理由 ① ウインナーは“焼き”で旨味を引き出す 斜めに切った断面を…

納豆塩パスタ〜醤油を捨てて、塩で食べる。納豆の旨味を“そのまま引き出す”一皿

納豆パスタといえば醤油味。だがこの一皿は違う。 塩で食べる。 それだけで、納豆の輪郭が一気に立ち上がる。 ネギの辛味、にんにくの香り、そして卵黄のコク。シンプルなのに、驚くほどパスタとして完成している。 ワンパンで作れるリュウジさんのバズレシ…

サバ缶と白菜のショートパスタ〜焼いて、蒸して、溶かす。白菜が“ソースになる”一皿

とろとろ煮込むと美味しい白菜を活用したパスタ。手間をかけるほどパスタは美味しくなる。あたたかくなる。 白菜は焼いて、蒸して、崩すことで、ソースになる。そこにサバ缶の旨味を合わせると、パスタ全体が“だしでできた料理”に変わる。静かに完成度が高い…

シイタケの醤油ペペロンチーノ〜いつものペペロンに“だし”が生まれる椎茸革命

ペペロンチーノと最も相性がいいキノコが椎茸。 椎茸をペペロンチーノに入れると美味しくなるのは、旨味・香り・油との相性・食感が噛み合うから。 しめじや舞茸よりも、旨味の芯(グルタミン酸)が太く、にんにくオイルと香りがケンカしにくいので相性がい…

海苔の佃煮の納豆パスタ〜日本の朝ごはんが覚醒する、旨味三重構造の和風カルボナーラ

日本の朝ごはんが、絶品パスタになる。納豆、海苔、卵、大葉。食卓ではおなじみの顔ぶれだが、これをパスタにすると驚くほど理にかなっている。 納豆の発酵旨味。海苔のミネラル感。卵のコク。白だしの出汁。 それぞれの旨味が重なり、麺に絡むと一皿のソー…

菜の花のペペロンチーノ〜南イタリアの朧月夜パスタ

数ある日本の歌の中で最も素晴らしい歌詞のひとつが『朧月夜』 菜の花畠に 入日薄れ見わたす山の端 霞ふかし春風そよふく 空を見れば夕月かかりて におい淡し 作詞は高野辰之。「兎追いし」の『故郷』の作詞家でもある。春の風物詩として鑑賞される菜の花。…