イタリア人に日本の羨ましいところを訊くと「コンビニの充実」を挙げる人が多いが、逆にイタリアの羨ましいところは安旨パスタの宝石箱であること。ナスとニンニクとアンチョビだけで美味いにも程がある貧乏人のパスタができる。
しかも味変を2回重ねることでDRAGON BALLのセルのように完全体になる。
ナスの貧乏人パスタの材料
- ディチェコ1.6mm:100g
- ナス:2本
- ニンニク:1片
- アンチョビ:2フィレ
- リコッタチーズ:味変(あれば)
- ショウガ:味変(あれば)
麺はなんでもOK。ナスの量もお好みで。欠かせないのがアンチョビ。これが無いと物足りない。アンチョビはカタクチイワシの塩漬けをオリーブオイルに浸したもの。日本人には馴染みが薄いが、イタリアの家庭にはほとんどある。味の素くらい市民権を得て「貧乏人のパスタ」と名のつくものにはアンチョビが入っている。チーズは削るものであれば何でもOK。生姜と茄子の相性はルパンと次元なので試してほしい。
ナスの貧乏人パスタのレシピ
- ニンニクをみじん切り
- 茄子を食べやすい大きさにカット
- ニンニクをオリーブオイルで炒める
- 茄子を入れて全体に塩を振る
- 茹で汁を50cc入れて蓋して10分蒸す
- アンチョビを入れて混ぜる
- 茹でたパスタを入れる
- 火を止めてオリーブオイルをかける
- 皿に盛って味変ドリクス祭り
ニンニクはみじん切り、ナスは食べやすい大きさにカット。茹で汁で蒸すので大きめで大丈夫。
ニンニクをオリーブオイルで炒める。最初は強火、沸騰したら弱火に。
ニンニクがドルガバの香水のようにフワッと香ってきたら、すぐにナスを入れて全体に塩を振る。
茹で汁をレードル一杯(50ccくらい)入れて蓋をして10分間、蒸す。この間にパスタを茹でる。
10分経ったらアンチョビを2フィレ入れて潰して混ぜる。
すかさず茹でたパスタを入れて混ぜる。
火を止めてオリーブオイルを全体に回しかける。
お皿に盛って完成。これだけで食べても十分に美味しい。
味変ドリクス第一段階。リコッタチーズのようにクセのないものを削る。17号を吸収した第二形態のセル。これだけでも美味しさが何倍にもマシマシ。
奥義。18号も吸収した間全体乗せるにするには生姜を細切り。
上に乗せるだけでスーパーサイヤ人2のナスの貧乏人パスタが完成。
ナスの貧乏人パスタの道具
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最後まで、ご覧いただき、あリガトーニ。