夏に負けず、夏とマリアージュするには冷製パスタは欠かせない。イタリアに冷製パスタは少なく基本的には氷水も使わない。冷製パスタはメイド・イン・ジャパンの誇り。おすすめの冷製パスタ10選を紹介する。
- 冷製パスタを美味しい作り方
- 冷製ジェノベーゼ
- 冷製アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ
- 冷製カルボナーラ
- 冷製プッタネスカ
- 生ハムの冷製サルサ・ヴェルデ
- トマトと大葉の冷製パスタ
- オクラとツナ缶の冷製パスタ
- ツナ缶と大葉の冷製パスタ
- 冷やし坦々パスタ
- 冷製トラパネーゼ
冷製パスタを美味しい作り方
材料にこだわる
冷製パスタは火を通さないので、素材の味がそのまま旨さに直結する。食材にこだわるほど美味しくなる。普段のパスタは安めでも、冷製パスタは良い食材を使おう。
茹でるときは塩をたっぷり
プロの料理人で勘違いしている1位。冷製パスタは冷水や氷水ですすぐので、茹でるときの塩は少なめでいいと言っている人が多い。これ大間違い。逆。茹でるときに、いつも塩を倍以上(2.5%以上)にして茹でる。それで麺が引き締まり、あとから麺の肌の塩を洗い流すことでちょうどいい塩加減になる。詳しくはアルデンテの解説記事で。
氷水か冷水かはお好みでOK
冷製パスタ=氷水というイメージがあるが、イタリアの冷製パスタは冷水だけ。氷を使わないほうが多い。そもそもイタリア人は夏でもアイスコーヒーではなくホット珈琲を飲む文化。氷水を使ったほうが美味しいパスタもあるが、お好みでOK。
冷製ジェノベーゼ
冷製ジェノベーゼの材料
- ブルネッラのカペッリーニ:100g
- バジル:20g(1パック)
- 松の実:20g
- ペコリーノ・ロマーノ:20g
- タジャスカ種のオリーブオイル:60ml
- 青森県産のニンニク:1片
- アンチョビ:1フィレ
- ミニトマト:5個(お好みで)
冷製ジェノベーゼは火を通さないので、素材の味が出やすい。バジルソースは味が濃いので、正直いい加減に作っても割と美味しいが、食材にこだわるほど美味しくなる。
冷製ジェノベーゼ(トマト)のレシピ
- ミニトマトを二等分に切る
- 他の材料をミキサーにかける
- バジルソースを冷蔵庫で冷やしておく
- カペッリーニを1分長めに茹でる
- 茹でたパスタを氷水で締める
- バジルソースと和えて皿に盛る
- ミニトマトを乗せて完成
詳しくは下の記事をご覧ください。
冷製アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ
少し変わり種、冷製ペペロンチーノを紹介。夏にピッタリで、冷たいほうがニンニクのパンチを感じられるので、夏以外にもおすすめ。
冷製ペペロンチーノの材料
材料は基本のペペロンチーノと同じ。冷製なので太麺よりは細麺がおすすめ。それと重要なのが追い塩。冷製パスタは茹でたあとに真水で洗うのでパスタについた塩が取れてしまう。なので、後から塩を削る。
冷製ペペロンチーノのレシピ
- ニンニクはスライスにする
- イタパセはみじん切り
- ニンニク、イタパセの茎を炒める
- 唐辛子、イタパセの葉を炒める
- オイルの出汁を冷蔵庫で冷やす
- パスタを1分長めに茹でる
- パスタを冷水で冷やす
- ボウルでオイル出汁と混ぜる
- 味を見て塩を足す
- 皿に盛ってオリーブオイルを回しかける
詳しくは下の記事をご覧ください。
冷製カルボナーラ
夏に最高最強の冷製カルボナーラ。問答無用の美味しさ。
冷製カルボナーラの材料
チーズはスモークが余ってたので使ったがベストはパルミジャーノかペコリーノ。
冷製カルボナーラのレシピ
- ニンニクはみじん切り
- ベーコンを細切り
- スモークチーズを細かく切る
- ベーコン、ニンニクを炒める
- 卵を入れてスクランブルエッグに
- ボウルで白だし、黒胡椒、チーズを混ぜる
- 冷蔵庫(冷凍庫)で冷やしておく
- 1分長く茹でたカペッリーニを冷やす
- ボウルのソースと混ぜる
- 皿に盛ってオリーブオイル、胡椒
詳しくは下の記事をご覧ください。
冷製プッタネスカ
夏にうれしい冷やしプッタネスカ。茹でた麺を氷水で締めるのではなく、具材やソースをやして茹でた麺を和える。プッタネスカなので材料は多いが、チャチャっと作れる。
冷製プッタネスカの材料・食材
- カペッリーニ:100g
- トマト:1個
- トマトピューレ:大さじ2
- アンチョビ:1フィレ
- ケーパー:10粒ほど
- 緑・黒オリーブ:3個ずつ
- バジル:好きな量
- オリーブオイル;適量
材料が揃わなければ、どれか欠いてもOK。揃えられるものだけでいい。
冷製プッタネスカのレシピ・作り方
- トマトを細かく切る
- オリーブを4等分に切る
- トマト、オリーブ、アンチョビ、ケーパー、オリーブオイル、塩、トマトピューレを冷やしながらボウルで和える
- 茹でたパスタ、ちぎったバジルを入れて混ぜる
- お皿に盛ってオリーブオイル、バジルを飾る
詳しくは下の記事をご覧ください。
生ハムの冷製サルサ・ヴェルデ
わかってる、欲しいんでしょ?艶やかな冷製パスタ。オトナグリーンな生ハムの冷製サルサ・ヴェルデを紹介。
冷製サルサ・ヴェルデの材料
白ワインビネガーは無かったので省略したけど、あるなら入れよう。具が要らなければ生ハムはなくてOK。
冷製サルサ・ヴェルデのレシピ
- ニンニクとイタパセを細かく切る
- 材料をブンブンチョップして冷やす
- カペッリーニを1分長く茹でる
- 茹でた麺を氷水で締める
- ソースと冷やしながら混ぜる
- お皿に盛って生ハムを飾る
詳しきは下の記事をご覧ください。
トマトと大葉の冷製パスタ
白だしや大葉を使った和風の冷製トマトパスタ。リコピン大魔王の本領発揮。
トマトと大葉の冷製パスタの材料
トマトはミニトマトでもいい。ニンニクは強烈なので、ニンニク・マッドネス以外は半片で十分。
トマトと大葉の和風パスタのレシピ
- トマトはくし切り、大葉は乱雑に切る
- ニンニク、生姜をすり下ろす
- 白だし、醤油、塩コショウを入れる
- オリーブオイルを入れる
- トマト、大葉をすべて混ぜる
- パスタを1分長めに茹でる
- 冷水でゆすいでボウルで混ぜる
- お皿に盛り付け完成
詳しくは下の記事をご覧ください。
オクラとツナ缶の冷製パスタ
まいばすけっとの食材だけ、フライパン不要、ボウルで和えるノーパン・パスタ。
オクラとツナ缶の冷製パスタの材料
- 1.6mmのパスタ:100g
- オクラ:8本
- オリーブオイル:大さじ2
- 醤油:大さじ1
- ほんだし:小さじ1
- ツナ缶:1缶
- 柚子胡椒:5cm
- 黒胡椒:たっぷり
オクラとツナ缶の冷製パスタのレシピ
- オクラを斜めや輪切りにする
- パスタを茹で1分前にオクラも茹でる
- 材料を全部混ぜて出汁をスタンバイ
- パスタとオクラを水(氷水)で締める
- ボウルに混ぜオリーブオイルをかける
- お皿に盛って黒胡椒をヌートバー
詳しくは下の記事をご覧ください。
ツナ缶と大葉の冷製パスタ
速水もこみち師匠のレシピを参考にリュウジさんが模倣したレシピを参考にしたツナ缶と大葉の冷製パスタ。超簡単。夏の暑い朝ごはんに最高。
ツナ缶と大葉の冷製パスタの材料
- カペッリーニ:100g
- 大葉:10〜20枚
- ツナ缶:1缶
- 砂糖:小さじ1
- マヨネーズ:大さじ2
- 醤油:大さじ1
- レモン汁:小さじ1
- 味の素:3振り
ツナ缶と大葉の冷製パスタのレシピ
- 大葉を丸めて細切りにする
- ツナ缶、砂糖、マヨ、醤油、レモン汁、味の素を混ぜる
- 茹でて冷やしたパスタと混ぜる
- 皿に盛って大葉を全部のせる
- 味変でタバスコをかける
詳しくは下の記事をご覧ください。
冷やし坦々パスタ
なか卯の冷やし坦々そばを参考にした冷製パスタ。
冷やし坦々パスタの材料
坦々麺を材料から作るのは日が暮れるのでカップ麺を活用。下手に自分で作るよりカップ麺の出汁のほうが美味しい。
冷やし坦々パスタのレシピ
- 坦々麺を美味しくいただく
- スープを冷蔵庫で冷やす
- パスタを茹で冷水で締める
- 冷やしたスープと和える
- 皿に盛って温泉卵を貼る
- お好みで豆板醤やタバスコ
詳しくは下の記事をご覧ください。
冷製トラパネーゼ
猛暑も残暑も冷製トラパネーゼ。あらゆるワインに合う最強のワイン・マリアージュ。
冷製トラパネーゼの材料
-
ブジアーテ:100g
-
アーモンド&ミックスナッツ :50g
-
トマトピューレ: 100ml
-
バジル:1パック
-
ニンニク:1片
- オリーブオイル:30ml
- 塩:ひとつまみ
トマトピューレはトマト缶でも丸ごとトマト、ミニトマトでもOK。
冷製トラパネーゼのレシピ
- アーモンド、ニンニクを刻む
- 材料を全部ブンブンチョッパー
- トラパネーゼのソースを冷やす
- 茹でたパスタを冷水で締める
- お皿に盛ってオリーブオイル
詳しくは下の記事をご覧ください。
冷製パスタを美味しくする道具・調味料たち
最後までご覧いただき、あリガトーニ。