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パスタの聖書

パスタのレシピ、文化を公開。家庭料理で唯一プロの味を超えられるのがパスタ。

北イタリアのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)

北イタリアのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)

『パスタの聖書』でも大人気のポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)。南イタリアでは目玉焼きを乗せるが、南北に長いイタリアでは地域によってポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)は違う。北イタリアのトスカーナ州フィレンツェになると事情が変わる。パン粉などを使ったポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)を紹介。

北イタリアのポヴェレッロの材料

北イタリアのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)

パスタ好きの方は材料を見たらピンと来るだろう。そう、北イタリアのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)とは南イタリアプッタネスカのトマトソース抜き。イタリア文化として南イタリアのほうがトマトソースを好むので、プッタネスカ(娼婦風パスタ)からトマトソースを抜いて、代わりにパン粉をまぶしたものが北イタリアのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)の正体。麺や材料の分量は何でもOK。材料が欠けてもOK。

北イタリアの貧乏人のパスタのレシピ

  1. 色がつくまでパン粉を炒めて取り出す
  2. スライスしたニンニク、唐辛子を炒める
  3. アンチョビ、ケーパー、オリーブを入れる
  4. 茹で汁、パスタ、パン粉を加える
  5. 皿に盛ってイタパセ、オリーブオイル

北イタリアのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)

ニンニクはスライス(みじん切りでもOK)、イタリアンパセリの葉を刻む。今回はレシピ通りに茎を捨ててしまったが、本当はあったほうがいい。そのほうが貧乏人のパスタみある。

北イタリアのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)

何もひかずパン粉を炒める。火は中火。

北イタリアのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)

芝犬みたいな色になったら取り出す。焦がさないよう注意。

北イタリアのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)

ニンニク、唐辛子をオリーブオイルで炒める。最初は強火で、沸騰したら弱火でじっくり焼き色をつける。本当はここにイタリアンパセリの茎があったほうがいい。

北イタリアのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)

ニンニクがボディビルダー色になってきたらケーパー、オリーブ、アンチョビを入れて炒める。

北イタリアのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)

パスタが茹で上がる前に茹で汁をレードル一杯(50cc)ほど入れる。パン粉でカスカスになるので茹で汁は多めでOK。

北イタリアのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)

茹でたパスタを入れて混ぜる。

北イタリアのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)

フィレンツェではここでパン粉を入れる。一気に水分を減ってパサパサになるので茹で汁を足す。シチリアの貧乏人のパスタでは仕上げにパン粉を振りかける。

北イタリアのポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)

お皿に盛ってオリーブオイルを回しかけて完成。

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