キノコのペペロンチーノは色んな料理人がレシピを公開している。きのこ類は何よりの好物なので🎶きのこのこのこ げんきのこ エリンギ 舞茸 ブナしめじ🎶で作ってみた。けど、なぜか美味しくない。味がボヤけている。きのこパスタはボスカイオーラに限るのか?そう諦めていたところに小倉シェフが「しいたけのパスタ」と一本足打法のレシピを公開したので飛びついた。これがジャストミート。場外ホームラン。色んなフルーツが入ったトロピカルジュースより、オレンジジュースやリンゴジュースのほうが美味しいのと同じ。パスタも深く、一途に。
しいたけの歴史
しいたけは高校まで嫌いな食べものナンバーワンだった。あの独特の臭みが苦手。好きになったのは大学を卒業して社会人になってから。伊勢の帰りに原木で自分で育てる椎茸があり、それを焼いて食べたら感動した。やっぱりパスタも自分で作ると違う。パスタの美味しさを育てる。今読んでいる方もパスタ作りの素晴らしさを体感してほしい。
しいたけは椎(シイ)の倒木に発生したことから「椎茸」と名付けられた。歴史は古く中国では紀元前5,000年にすでにあったとか。日本に渡ってきたのは平安時代の9世紀。2000年代に「しいたけ占い」が登場してから人気が爆発したのは言うまでもない。
椎茸のペペロンチーノ(チーズ)
椎茸のペペロンチーノの材料
- ガロファロ1.5mm:100g
- 青森県産ニンニク:1片
- しいたけ:3個(お好みで)
- カラブリア産の唐辛子:1個
- イタリアンパセリ:少量
- パルミジャーノ・レッジャーノ:少量
- 仕上げのオリーブオイル:たっぷり
パスタは細麺がおすすめ。1.7mmのダルクオーレでもよい。しいたけの個数はお好みで。焼くと水分が抜けて小さくなくなるので3個以上でいい。美味しくするポイントはカラブリア産の唐辛子を使うこと、仕上げのオリーブオイルに良いものを使うこと。この2つで飲食店を超えるペペロンチーノができる。
椎茸のペペロンチーノ(チーズ)のレシピ
- ニンニクは切らずに潰す
- しいたけを1cm幅に切る
- イタリアンパセリを細かく刻む
- フライパンでニンニクを炒める
- 唐辛子、イタパセの茎も入れる
- パスタが茹で上がる2分前に椎茸を入れる
- しいたけに塩をふりかける
- 茹で汁をちょっと加える
- 茹でたパスタを入れて混ぜる
- イタパセを入れて火を止める
- オリーブオイルを回しかける
- 皿に盛って追いオリーブオイル
- パルミジャーノの小雪を降らせる
作り方は少し細かい。小倉シェフに珍しく、ニンニクはみじん切りでなく、潰すだけ。
椎茸はお好みの形に切ってOK。こんな感じでバラバラに刻む。
オリーブオイルは沸騰するまで強火、そこから弱火に切り替える。
しいたけを加えるのはパスタが茹で上がる2分前。塩をたっぷり振って水分を抜くのを助けよう。ボクサーの水抜き減量のようなものか。
茹で汁を入れてもすぐに吸収しちゃうので、足りなければ足してください。パルミジャーノは旨味の一押し。チーズなしでも美味しいが、パルミジャーノの旨味は驚異。しいたけのペペロンチーノを食べならが「しいたけ占い」のサソリ座を見てみると「自己満足でもいいじゃない」「自分が進みたい方向に向かって突っ切る気持ちが大事」
ラッキーカラーがパスタの金色とターコイズブルーだったので、お皿の色も合わせてみました♬
↓↓椎茸のペペロンチーノの食材↓↓
Amazon:ガロファロ スパゲッティーニ 1.5mm
Amazon カラブリア産唐辛子 70g
Amazon:青森県産 にんにく
椎茸が余った場合は、九条ネギの蒸し焼きがおすすめ。
リュウジさんのレシピ。究極的に美味しいのでぜひ。
椎茸のペペロンチーノ(ファビオ式)
椎茸が苦手なファビオさんも好きなペペロンチーノのレシピ。
椎茸のペペロンチーノ(ファビオ式)の材料
ファビオさんはキタッラのパスタを使った。自分も変化球のペペロンチーノはキタッラで作るが、この日はなかったのでガロファロで。そこまでパスタによって変わらないのでお好みでOK。ポイントはアンチョビ。しいたけの旨味を引き出してくれる。
椎茸のペペロンチーノ(ファビオ式)のレシピ
- ニンニクは切らずに潰す
- しいたけを大きめに切る
- イタリアンパセリを細かく刻む
- ニンニク、唐辛子を炒める
- 椎茸の傘の部分から焼いていく
- ニンニクを椎茸に乗せる
- しいたけの断面を焼く
- アンチョビを入れる
- 1分早く茹でたパスタを入れる
- イタパセを入れて火を止める
- オリーブオイルを回しかける
- 皿に盛って追いオリーブオイル
椎茸はお好みの大きさに切る。
ファビオさんもニンニクを潰すだけ。スラムダンクの左手は添えるだけみたいな感じ。
椎茸は傘の部分を下にして焼いていく。火力は中火。ニンニクは椎茸の上に引っ越し。我慢してひっくり返さない。傘をカリッとする。椎茸は焼きが甘いと旨味が出ない。表面をしっかり焼いてあげる。傘の部分が黒くなるまで焼く。
傘が黒くなるまで焼けたら断面を焼く。火を止めてアンチョビを入れる。アンチョビは加熱しすぎると魚臭さが出る。火が入ったらあとは余熱で炒める。
このまま食べても美味しいが、茹でる汁を入れる。再び火をつけて加熱する。火力は弱火で。トロ火でもOK。椎茸を軽く炊くイメージ。ここで余裕があればニンニクを潰す。
1分早く茹でたパスタを入れて、ペペロンチーノと椎茸の出汁を吸わせる。最後は強火。火を止めてイタリアンパセリを入れて混ぜる。オリーブオイルを回しかけて皿に盛る。
↓↓椎茸のペペロンチーノ(ファビオ式)の食材↓↓
最後までご覧いただき、あリガトーニ。