和風パスタの王様が明太子なら、クリーミーな「たらこパスタ」は和風パスタの王子さま。明太子パスタはクセや辛味が強くて苦手な人も「たらこパスタ」に挑戦してみて欲しい。
「たらこ」と「明太子」の違い
「たらこ」と「明太子」の違いは簡単。たらこはスケトウダラの卵巣を塩漬けにしたもの。明太子は、たらこに唐辛子の調味液で味付けしたもの。つまり、唐辛子の有無だけど、より辛味が強いのが明太子。明太子パスタは別の機会に作ります♪
たらこパスタの材料
- ヴォイエロ1.9mm:100g
- たらこ:50g
- 卵黄:2個
- バター:20g(無塩がおすすめ)
- マスカルポーネチーズ:20g
- 青森県産のニンニク:1片
- カラブリア産の唐辛子:1本
- イタリアンパセリ:お好みで(無くても可)
パスタは太麺がおすすめ。たらこの重力を受け止めるには細麺だと心許ない。そしてポイントはマスカルポーネチーズ。生クリームで代用できるが、チーズ狂としてはマスカルポーネを使いたい。「マスカルポーネ」って響きだけでオシャレになり旨味120%マシマシ。バターとタッグマッチでダブルインパクト。無塩バターが良いけど、塩魔大王はしょっばいほうがお好き🎶
マスカルポーネ
マスカルポーネはイタリア原産のクリーム・チーズ(牛乳とクリームで作られるチーズ)。酸味や塩分が少なく、ティラミスの材料としても知られている。イタリアのロンバルディア地方が原産で、昔は冬にしか作られない希少なチーズだった。名前の由来は12世紀にイタリアを訪れたスペイン総督が「マス・ケ・ブエノ」(素晴らしい!)と絶賛したことから「マスカルポーネ」になった説が有力。
バターはカルピス社
写真は雪印の無塩バターにしたけど、あとから侵略してきたカルピスのバターを使ってほしい。コクとまろやかさが段違いの長澤まさみばバター。ちなみにバターで和えるパスタをイタリア語で「アル・ブーロ(al burro)」。覚えておくと超オシャレ。「パスタはアル・ブーロで作ると美味しいよね」なんて言うと粋。
ニンニクとカラブリア産唐辛子を気持ち入れることで、少し明太子に近づける。辛いのが苦手な方はカラブリア産の唐辛子はなしでOKです。
たらこパスタのレシピ・作り方
- たらこの皮を掃除する(面倒くさい場合はなしでもOK)
- フライパンに潰したニンニクとオリーブオイルを加え香りを出す
- 唐辛子を加え辛味のアクセントを加える(辛いの苦手な方はなし)
- 無塩バターを加え茹で上げたパスタを合わせる
- 熱々の内にマスカルポーネとたらこを加える
- 茹で汁20ccほど入れて調整する
- 盛り付けイタリアンパセリをかけ完成
レシピはイタリア料理人ファビオさんのYouTube。ファビオさんは、いつもコメントを返してくださる天使のシェフ。ファビオさんは刻み海苔を加える。より和風感を出したい人はぜひ。パスタの王子さまを堪能ください♪
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パスタは道具にこだわるほど美味しくなる、楽しくなる、愛おしくなる
最後までご覧いただき、あリガトーニ。