朝食パスタ。イタリア北部のトスカーナ地方の家庭料理。フィレンツェの家庭で日高良美シェフが食べた。本来は焼いたパンに乗せるスープ料理。日高シェフは「チポラータ」と呼ぶが、チポラータは「小さいソーセージ」を指すので迷宮入り。詳しい人がいたらコメントで教えてください。イタリア料理は「そんなんで美味しいの?」というレシピが多いが、これも究極。ティファニーではなくフィレンチェで朝食を。
玉ねぎとトマトのスープパスタの材料
- バリラ1.4mm:70g
- 玉ねぎ:2個(大きい場合は1個)
- トマト:1個
- 卵:1個
- 塩:たっぷり(大さじ1くらい)
- 水:150ml
ロングパスタを追って使うが最初からショートパスタでもOK。太さもお気に召すまま。玉ねぎは大きいものは1個、トマトは2個でもいい。卵は無しでも美味しい。重要なのが塩加減。けっこう薄味なので、塩加減によって味が変わる。吾輩は塩魔大王なので多めに使う。日高良美シェフも塩魔大王と見た。
玉ねぎとトマトのスープパスタのレシピ
日高良美シェフはパンにかけて食べたのでスープパスタではない。あくまでオーマジュ。日高インスパイアのスープパスタ。
- 玉ねぎを大きめにスライス
- 玉ねぎをオリーブオイルで炒める
- トマトをざっくり切る
- 塩を振ってトマトも炒める
- トマトに塩を振って水を入れる
- パスタを入れて蓋して10分蒸す
- 生卵を入れて3分蓋をする
- 皿に盛ってオリーブオイルか塩
玉ねぎは大きめにスライス。超ざっくりでOK。
ストウブの鍋で玉ねぎを中火で炒める。玉ねぎは時間がかかるので早めに炒めておく。塩を全体にまぶす。
トマトも超テキトーにざっくり切る。
玉ねぎがしんなりしたらトマトを入れて塩をする。塩加減はあとから足せるので控えめでもいいが、想像の倍以上の塩を入れてOK。
トマトにも火が通ったら水150mlを入れてバキバキに折ったロングパスタを入れて中火のまま沸かす。
蓋をして10分間、中火のまま煮詰める。
10分経ったら一度、味見する。薄かったら塩を加える。
お好みで卵をはって、中火のまま再び蓋をする。
3分でこんな感じ。卵の状態はお好みで。
卵が崩れないようにお皿に盛る。
卵を乗せる。この状態で食べてもよし。
塩が足りなければ最後にヒマラヤの岩塩の恵みを降らせる。やさしい時間の出来上がり。アレンジするなら、カラブリア唐辛子を入れたり、ソーセージを加えたりするとよし。まずはシンプルなスープパスタにして、イタリア料理の凄さを堪能してほしい。
玉ねぎとトマトのスープパスタの食材