
和風きのこパスタは地味に見える。でも、食べると強い。リュウジさんが送る、ワンパンで作れる和風きのこパスタ。
しめじ、舞茸、エリンギ。きのこ三銃士をフライパンに集め、ベーコン、ニンニク、日本酒、昆布茶、醤油、バターでまとめる。材料は多め。でも、やることは簡単。フライパンひとつで、きのこの旨味をパスタに全部吸わせる。
特に天才なのが、エリンギの切り方。輪切りにすると食感がホタテになる。噛んだ瞬間、プリッ、むちっ。山の幸なのに、どこか海を感じる。さすがリュウジさんのアイデア。このパスタ、濃厚につき。
ワンパン和風きのこパスタの材料
- 1.4mmのパスタ:100g
- しめじ、舞茸、エリンギ合わせて120g
- 塩:小さじ1/3
- ニンニク:2片
- ハーフベーコン:35g
- 水:300cc
- 日本酒:50cc
- 昆布茶:小さじ1
- 醤油:小さじ2
- 砂糖:小さじ1/2
- バター:10g
きのこは3種類あると最高。しめじの香り、舞茸の出汁、エリンギの食感。それぞれ役割が違う。1種類でも作れるが、3種類そろうと旨味のオーケストラになる。
エリンギは必ず輪切りがおすすめ。縦に裂くよりも弾力が出て、ホタテの貝柱のような食感になる。これだけで料理の満足感が跳ね上がる。
ベーコンは旨味の援護射撃。きのこだけでも美味しいが、ベーコンの脂と塩味が入ることで、和風パスタが一気に“ごちそう”になる。
日本酒を入れることで、きのこの香りがふわっと広がり、ベーコンの脂っぽさを軽くしてくれる。水だけで茹でるより、味に奥行きが出る。
昆布茶は反則級の和風ブースター。昆布の旨味と塩味が一発で決まる。そこに醤油とバター。和風パスタ界のゴールデンコンビ。最後にネギを散らせば、濃厚なのに重くない。香りの出口ができる。
ワンパン和風きのこパスタのレシピ
- キノコ類をボウルに入れ、塩をもみ込んで10分置いておく
- ニンニクをみじん切り、エリンギを輪切り、ハーフベーコンを細切り
- ニンニクを油で炒め、沸騰したらベーコンを入れる
- 水分を飛ばしたキノコを入れて中火で炒める
- 水、日本酒、昆布茶を入れてパスタを茹でる
- 醤油、砂糖、バターを混ぜる
- 皿に盛ってネギを散らして完成

まずはキノコの下準備。しめじ、舞茸はほぐし、エリンギは輪切りにする。ボウルに入れて塩をもみ込み、10分ほど置く。塩をもみ込むことで、きのこの余分な水分が出る。

これが10分後の姿。水分を抜くと、炒めたときに香りが濃くなる。きのこが水っぽくならず、旨味が凝縮する。

その間にニンニクをみじん切り、ベーコンを細切りにする。ベーコンは食感より出汁なので、テキトーでOK。

フライパンに油を引き、ニンニクを炒める。最初は強火、油が沸騰したら弱火。ニンニクは焦げると苦くなるので、香りを出すことだけに集中する。オイルに香りが移れば勝ち。

ニンニクの香りが立ってきたら、ベーコンを入れる。ベーコンから脂が出て、ニンニクの香りと混ざる。ここで、もう美味しい匂いがする。

ベーコンに火が通って脂が出たら、水分を軽く絞ったきのこを投入。中火で炒める。きのこは、火が入ると一気にしんなりする。焦らず、しっかり炒める。
きのこは焼き色がつくくらいが美味しい。特にエリンギは、表面に少し焼き目がつくとホタテ感が増す。舞茸は香りが立ち、しめじは旨味が濃くなる。

そこに水300cc、日本酒50cc、昆布茶小さじ1を入れる。

沸いたらパスタを入れる。1.4mmは細いので、ワンパン向き。フライパンの中でやわらかくなったら、全体を沈めるように混ぜる。
途中で水分が足りなくなったら、少しずつ水を足せばいい。ワンパンパスタは表示時間どおりに縛られなくてOK。

パスタが出汁を吸収したら、醤油小さじ2、砂糖小さじ1/2、バター10gを入れる。
砂糖は甘くするためではなく、醤油の角を取るため。バターは全体をまとめる接着剤。和風の出汁に乳脂肪が入ると、急にコクが出る。

最後は強火で一気に混ぜる。フライパンの底に残った旨味をパスタに絡める。汁気が少し残るくらいで止めると、皿に盛ったときにちょうどいい。

お皿に盛って、ネギをたっぷり散らして完成。
ひと口目から濃い。なのに、きのことネギのおかげで重すぎない。
ベーコンの塩味。きのこの出汁。昆布茶の旨味。醤油の香ばしさ。バターのコク。ネギの爽やかさ。和風パスタの美味しいところを全部詰め込んだ一皿。
味変ドリクスを楽しみたい場合は、黒胡椒を削るとキレが出る。七味を振れば、さらに和風。大葉を乗せても爽やか。
| アネックス(ANEX) ピンセット 250mm | ||||
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パスタは道具や調味料にこだわれば美味しくなる、楽しくなる
最後までご覧いただき、あリガトーニ。