
弟の奥さんが和歌山まで桃を買いに行ってくれた。だから夏に恋しい冷製パスタ。フルーツを使うと、爽やかさが一気に跳ね上がる。
フルーツとトマトのパスタは、色が近いものを組み合わせるとうまくいく。赤いトマトがマリオなら、ピンクの桃はピーチ姫。甘さと酸味が手を取り合い、バジルの香りが土管を抜ける風のように駆け抜ける。
ファビオさんの桃とトマトの冷製パスタ。夏の冷製パスタのレパートリーに加えてほしい一皿。
桃とバジルの冷製パスタの材料

- カペッリーニ:40g
- 桃:2/3個(くし切り)
- 桃:1/3個(果肉用)
- ミニトマト:80g
- 塩:適量
- 白胡椒:適量
- レモン果汁:小さじ1
- レモンの皮:適量
- オリーブオイル:大さじ1
- バジル:10g (1パック)
麺はカペッリーニがベスト。なければ1.4mmのフェデリーニや、1.6mmのスパゲッティーニなど細麺でOK。冷製パスタは太麺より細麺のほうが、ソースを軽やかにまとってくれる。白胡椒は、なければ黒胡椒で。白胡椒のほうが上品にまとまる。レモンも市販のレモン汁や、もしくは無くてもOK。
桃とバジルの冷製パスタのレシピ
- ミニトマトを半分に切り、強めの塩をする
- 桃をくし切りにして皮を剥く
- 桃に塩、白胡椒、オリーブオイルをかけ、レモンの皮を削り落としてラップ
- 残った桃の果肉、ミニトマト、バジルの葉をミキサーにかけ冷やしておく
- できればソースを濾してなめらかにする
- カペリッーニを長めの5分茹でて氷水で締める
- 桃とトマトのソースに和え、レモンの果汁を搾る
- お皿に盛って、くし切りにした桃、ちぎったバジルを盛り付ける
- レモンの皮を削り、オリーブオイルを回しかけて完成

ミニトマトを半分に切り、強めに塩をする。ここでトマトの水分を引き出す。水っぽさを抜き、旨味を濃くするための下準備。冷製パスタは火を入れないぶん、最初の塩が命になる。

桃はくし切りにして皮を剥く。飾りに使う2/3個には、塩、白胡椒、オリーブオイルをかけ、レモンの皮を削る。ラップをして冷蔵庫に入れ、桃のマリネを作る。これだけで食べても危険な美味しさ。冷たい白ワインが欲しくなる。

残った桃の果肉、塩をしたミニトマト、バジルの葉をミキサーにかける。

桃の甘さ、トマトの酸味、バジルの香りが一気に混ざり、夏のスープのようなソースになる。

できればソースを濾す。面倒なら省いてもいいが、濾すと口当たりが滑らかになる。舌にざらつきが残らず、カペッリーニに絹のように絡む。冷製パスタは温度が低いぶん、なめらかさが美味しさに直結する。

ソースは冷蔵庫、できれば短時間だけ冷凍庫で冷やしておく。ぬるい冷製パスタほど寂しいものはない。ソースはキンと冷やす。皿も冷やせたら完璧。

カペッリーニは表示時間より長めに茹でる。今回は5分。冷製パスタは氷水で締めると麺が硬くなるので、温かいパスタの感覚でアルデンテにすると、食べたときに芯が残りすぎる。少し長めに茹でて、氷水で一気に締めるのがポイント。

氷水で締めたら、水気をしっかり切る。ここで水が残ると、せっかくの桃とトマトのソースが薄まる。ザルで切るだけでなく、キッチンペーパーで水分を拭き取るとベスト。

冷やしておいた桃とトマトのソースにカペッリーニを入れて和える。レモン果汁を搾り、香りとキレを足す。

皿に盛り、マリネした桃をのせる。ちぎったバジルを散らし、残ったレモンの皮を削り、最後にオリーブオイルを回しかける。
夏のピーチ姫、降臨。
カペッリーニに絡んだ桃とトマトのソースは、軽いのに奥行きがある。くし切りの桃を噛むと、果汁が弾ける。そこにバジルの香りが追いかけてくる。
暑い日に食べるご褒美。食欲がない日でも、ひと皿ぺろっと消える。
| アネックス(ANEX) ピンセット 250mm | ||||
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パスタの旨さを飛躍させるアイテムたち
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