80年代生まれの人はパスタなんて言葉を聞いたのは大人になってからで、それまでは「スパゲティ」と呼んでいた。種類といえばナポリタンかミートソース。本格的に作るのではなく出来合いのソース。それでも美味しかった。懐かしさと愛情あふれるミートソースを紹介。
ミートソースとボロネーゼの違い
オシャレな呼び方が好まれる現代ではミートソースは死語になり、ボロネーゼと呼ばれることが多い。結論から言うと同じパスタ。呼び方が違うだけ。パスタ・マニアの間ではボロネーゼは野菜たっぷりでトマトや赤ワインで10分以上じっくり煮込んだもの、ミートソースはササっと作るものと区別することが多い。今回紹介するのは簡単にササっと作るもの。材料も少ない。本格的なボロネーゼも作って食べて比べてもらいたい。
ミートソース・スパゲティの材料
- ショートパスタ:100g
- 牛豚合い挽き肉:100g
- トマトペースト:大さじ1
- ニンジン:1本
- セロリー:1本
- ニンニク:2片
- 料理酒:大さじ1
- 豆板醤:大さじ1(なくてOK)
レシピ紹介者のイタリア人ベリッシモさんに合わせてショートパスタにしたが、ママーのロングパスタでOK。肉は牛挽肉なんて高いもんじゃなく、愛のある合い挽き肉で。隠し味に豆板醤を使うが刺激が嫌な方はなしでOK。その場合は塩を加えて調整しよう。料理酒は白ワインがあればベスト。赤ワインでもいい。
ミートソース・スパゲティのレシピ
- ニンニク、セロリ、ニンジンみじん切り
- オリーブオイルで炒め塩を振る
- 合い挽き肉を混ぜ料理酒を入れる
- トマトペースト、豆板醤を入れる
- 茹でたパスタを絡めオリーブオイル
ニンニク、セロリ、ニンジンをみじん切りにしてオリーブオイルかサラダ油で炒める。炒め始めたら味付けに塩を全体に振ろう。
野菜が炒まってきたら合い挽き肉を混ぜ料理酒を大さじ1入れる。
肉に火が通ったらトマトペースト大さじ1、豆板醤も大さじ1入れて混ぜる。
ミートソースの完成。歓声がわく美味しさ。イタリアではパスタ以外にパンにつけて食べる。ご飯の上に乗せてミートソース丼にしても美味しい。
茹でたパスタをよ〜く絡める。筒状のリガトーニやメッツェマニケは筒の中にミートソースが入るので噛んだときの食感と味が楽しい。
この時点で味見して、塩が足りなければ足す。味が決まったらオリーブオイルを回しける。
トマト少なめ、肉マシマシ、野菜ゴロゴロのミートソース完成。黒胡椒をヌートバーしてもいい。
スパークリングワインのキレとめちゃくちゃ合うので、お酒が好きな方はお試しを。
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最後までご覧いただき、あリガトーニ。