
シチリアの定番「カレッティエラ」(にんにく×唐辛子×パセリの潔いソース)に、同じくシチリア名物の“カリカリパン粉”を山盛りオン。
噛むたび香ばしく、にんにくの香りとアンチョビの旨みがじゅわっと広がる、後引く一皿です。材料も手順もシンプルなのにレストラン級の満足感。今日は家飲みをちょっと特別に。
パン粉のカレッティエラの材料

- パスタ:100g
- ニンニク:1片
- カラブリア唐辛子:1本
- 乾燥パセリ:多めに
- パン粉:100g
- アンチョビ:1フィレ
- 粉チーズ:40g
レシピの参考にしたマルコさんは、チーズはペコリーノ・ロマーノを使用した。家にないので、粉チーズで代用。イタリアンパセリも乾燥パセリで代用。まずは“家にあるもので”気軽にどうぞ。オイルとチーズのコクをパン粉が受け止めて、後味は意外と軽快。
パン粉のカレッティエラのレシピ
- パン粉をオリーブオイルとアンチョビでカリカリに炒める
- ニンニクを細かく刻み、唐辛子、オリーブオイルと混ぜる(火は通さない)
- 茹でたパスタを入れ、パセリ、チーズ、茹で汁を絡める
- お皿に盛ってカリカリのパン粉を振る
材料はシンプル、手順は短く、味はリッチ。

パン粉100gを、アンチョビ1フィレ、オリーブオイルを入れて弱火で炒める。

パン粉は焦げないよう、弱火でゆっくり炒めて香ばしい色に変わったらOK。
ポイント:焦がさない。弱火で“カサッ”と乾いた音が出るまで。

パン粉をよけて、にんにくをみじん切り(匂いが気になる人はペースト推奨)。唐辛子をちぎり、オリーブオイルと合わせてボウルで混ぜる。火は通さないのでフレッシュな香りが活きる。

湯はやや少なめ&塩は濃いめ(海水くらい)。パスタは袋表示より1分短くゆで、茹で汁はお玉2杯分ほどキープ。

茹でたパスタを入れ絡める。

乾燥パセリと粉チーズ、茹で汁を少しずつ加えて乳化させる。麺に薄くツヤが出て、軽くとろみがつけば合図。

お皿に盛って、カリカリパン粉を惜しまずたっぷり。食べる直前にさらに追いパセリを。

フルーティーな日本酒と合わせると最高の相性。アンチョビの塩味と旨み、にんにくの香り、唐辛子のピリッとした刺激を、パン粉のザクザク食感が包み込む。冷えた白ワインも相性◎。香ばしさと旨みが、果実味をぐっと引き立てる。
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基本のカレッティエラ
パン粉のパスタも作ってみよう